6ヶ月の遅刻～マリナ・デル・レイ～

(またせてばかりいたこいだった)

待たせてばかりいた恋だった

(ぼくがどれほどちこくをしても)

僕がどれ程遅刻をしても

(いつもえがおで)

いつも笑顔で

(きてくれてありがとうといったね)

来てくれてありがとうと言ったね

(やくそくだからまつわけじゃない)

約束だから待つ訳じゃない

(もしもあいたくてきてくれるなら)

もしも会いたくて来てくれるなら

(いつまでもといいかけて)

いつまでもと言いかけて

(まどのそとをみたきみのよこがお)

窓の外を見た君の横顔

(まりな・でる・れい)

マリナ・デル・レイ

(おだやかなごごのひざし)

穏やかな午后の陽射し

(かもめのかげがゆるやかな)

鴎の影がゆるやかな

(きょくせんをえがいててーぶるをよぎる)

曲線を描いてテーブルを横切る

(まりな・でる・れい)

マリナ・デル・レイ

(きみのすきだった)

君の好きだった

(すとろべりい・まるがりーたのすとろーでさいた)

ストロベリイ・マルガリータのストローで咲いた

(なもしらぬあかいはな)

名も知らぬ紅い花

(あいしかたもきずつくこころも)

愛し方も傷つく心も

(ふたりとてもにすぎてた)

二人とても似すぎてた

(だから)

だから

(あんなにはれたごごにわかれたのだった)

あんなに晴れた午后に別れたのだった

(ひさしぶりにたずねたこのみせで)

久し振りに訪ねたこの店で

(あのころのようにすごしてみた)

あの頃の様に過ごしてみた

(らいと・びーるに)

ライト・ビールに

(ぽてと・すきんのぴざに)

ポテト・スキンのピザに

(おもいでそーす)

思い出ソース

(まどのそとにゆれるくるーざー)

窓の外に揺れるクルーザー

(すいさいのようなそらとうみのいろ)

水彩の様な空と海の色

(いきをとめてそっとふりむけば)

息をとめてそっと振りむけば

(ふいにきみがそこにいた)

ふいに君がそこに居た

(まりな・でる・れい)

マリナ・デル・レイ

(うしろすがたできみとすぐにきづいた)

後ろ姿で君とすぐに気づいた

(わかれたひとおなじしろいかちゅーしゃ)

別れた日と同じ白いカチューシャ

(まりな・でる・れい)

マリナ・デル・レイ

(きみのすきだった)

君の好きだった

(すとろべりい・まるがりーたのすとろーにさいた)

ストロベリイ・マルガリータのストローに咲いた

(なつかしいあかいはな)

なつかしい紅い花

(やくそくをしてたときのように)

約束をしてた時の様に

(いつものえがおでふりかえって)

いつもの笑顔で振り返って

(きみはちいさなこえで)

君は小さな声で

(おかえりといった)

おかえりと言った

(どうやらぼくははんとしもちこくをした)

どうやら僕は半年も遅刻をした