相棒
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歌詞(問題文)
(らいぶちゅうきゃくがじょじょにきえるうしろすがた)
Live中客が徐々に消える後ろ姿
(おれらずっとみてきたよいやというほどな)
俺らずっと見てきたよ嫌というほどな
(ざせつやらくのうってのはきっちりとわりかん)
挫折やら苦悩ってのはきっちりと割り勘
(それいがいのもんをすべておごらせてごめんな)
それ以外のもんを全て奢らせてごめんな
(ふらいやーにのったなまえふたりともちがってた)
フライヤーに載った名前二人共違ってた
(わらいながらいったな、ぜったいみかえそうな)
笑いながら言ったな、絶対見返そうな
(げすととのとらぶるすらも)
ゲストとのトラブルすらも
(いまじゃいいおもいでだよ)
今じゃ良い思い出だよ
(だれよりもおれをしんじていた)
誰よりも俺を信じていた
(28になったおれもいまだがきのまんま)
28になった俺も未だ餓鬼のまんま
(ちゅういちのせいとよりもききわけわるいかもな)
中1の生徒よりも聞き分け悪いかもな
(じょうしきってまもるもん?くつがえすもんだろ?)
常識って守るもん?覆すもんだろ?
(いまこのじかんだけはおれのきょくがきょうかしょ)
今この時間だけは俺の曲が教科書
(とかいいつつときにねをあげる)
とか言いつつ時に音をあげる
(djがはりをおとしおれはこえをあげる)
DJが針を落とし俺は声を上げる
(ぶっちゃけおれひとりじゃなにものこらねんだよ)
ぶっちゃけ俺一人じゃ何も残らねんだよ
(ふたりそろってのはじめてのがどろなんだ)
二人揃っての初めてのガドロなんだ
(うしろからみえるかい、だらしないせなか)
後ろから見えるかい、だらしない背中
(あのころのおれとくらべでかくはなってるか?)
あの頃の俺と比べデカくはなってるか?
(こんなかたちでしかつげられないからさ)
こんな形でしか告げられないからさ
(しょうしんものなんだよ、ゆるしてくれないか)
小心者なんだよ、許してくれないか
(ふじろっくにさまそに、こうはくにぶどうかん)
フジロックにサマソニ、紅白に武道館
(ゆめのようなけしきいずれながめてみたいな)
夢のような景色いずれ眺めてみたいな
(こんなおれやけどもさ、ついてきてほしいんだよ)
こんな俺やけどもさ、付いて来て欲しいんだよ
(あえてうしろはふりかえらんからさ)
あえて後ろは振り返らんからさ
(しょっかくをうしなったこんちゅうのようなざまだ)
触覚を失った昆虫のようなざまだ
(いくあてもわからずにおれらはいずりまわった)
行く宛も分からずに俺ら這いずりまわった
(しろいめでみられてざつにあつかわれて)
白い目で見られて雑に扱われて
(とおまわりはしたがおれらやっとここまできた)
遠回りはしたが俺らやっとここまできた
(だがこんなとこでまんぞくできないよな)
だがこんなとこで満足できないよな
(おれらのおんがくにらすとしっとなんてないんだ)
俺らの音楽にラストシットなんてないんだ
(ばかにしちょるあいつらかえさせるてのひら)
馬鹿にしちょるアイツら返させる手のひら
(やすんでいるひまはないまいにちがせとぎわ)
休んでいる暇はない毎日が瀬戸際
(がらがらのふろあやじくらったしょーけーす)
ガラガラのフロア野次食らったショーケース
(かしとばしてさけときゃくのせいにしてたしょーけーす)
歌詞飛ばして酒と客のせいにしてたショーケース
(らいぶごのはんせいかい、つかみあったむなぐら)
ライブ後の反省会、掴みあった胸倉
(つぎこそはうなずかすとむねにきめたくらぶはうす)
次こそは頷かすと胸に決めたクラブハウス
(やすいせりふになるけれどありがとう)
安いセリフになるけれどありがとう
(からおけのりはすこしえんちょうしよう)
カラオケのリハ少し延長しよう
(いつまでこのけしきをふたりでみれるのかな?)
いつまでこの景色を二人で見れるのかな?
(すてーじがおれたちのまちあわせばしょだ)
ステージが俺達の待ち合わせ場所だ
(さいごにこのきょくをきいているおまえらに)
最後にこの曲を聴いているお前らに
(かたがきもすべてすててにんげんとしてうたうよ)
肩書きも全て捨てて人間として歌うよ
(あのころにおびえながらふんできたじだんだ)
あの頃に怯えながら踏んできた地団駄
(おまえらのおかげであしあとにかわったんだ)
お前らのおかげで足跡に変わったんだ
(きれいごとがたちならんでにぎわってるこのせかいに)
綺麗事が立ち並んで賑わってるこの世界に
(たったひとつほんものをのこしたい)
たった一つ本物を残したい
(いばしょのないやつらへのいばしょ)
居場所のない奴らへの居場所
(ちらかったままだが)
散らかったままだが
(おれのおんがくにどそくではいってきてくれ)
俺の音楽に土足で入ってきてくれ
(ちぢこまったかこにすらもむねをはらないか?)
縮こまった過去にすらも胸を張らないか?
(ときにはかたでかぜをきってあるかないか?)
時には肩で風を切って歩かないか?
(おれはおれのおんがくによってすくわれてる)
俺は俺の音楽によって救われてる
(だからおれのおんがくでおまえをすくいたいんだ)
だから俺の音楽でお前を救いたいんだ
(ひねくれてきがくるってきがつけばひがくれ)
捻くれて気が狂って気がつけば日が暮れ
(200ねんのつきひたてばすでにきみはいなくて)
200年の月日経てば既に君はいなくて
(ちかくでみてくれてるおまえをきおくすんだよ)
近くで見てくれてるお前を記憶すんだよ
(ほどけたるいせんいまみをむすんだ)
解けた涙腺今身を結んだ
(みみもとにとどくかい?へたくそなうたが)
耳元に届くかい?下手くそな歌が
(あのころのおれとくらべうまくはなってるか?)
あの頃の俺と比べ上手くはなってるか?
(こんなかたちでしかつげられないからさ)
こんな形でしか告げられないからさ
(しょうしんものなんだよゆるしてくれないか)
小心者なんだよ許してくれないか
(ふじろっくにさまそに、こうはくにぶどうかん)
フジロックにサマソニ、紅白に武道館
(ゆめのようなけしきいずれながめてみたいな)
夢のような景色いずれ眺めてみたいな
(こんなおれらやけどさみていてほしいんだよ)
こんな俺らやけどさ見ていて欲しいんだよ
(あえてついてこいとはいわんからさ)
あえて付いて来いとは言わんからさ