世界名言集
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問題文
(あんこくのなかでは、われわれのそうぞうりょくは、あかるいひかりにおけるよりもたくましくはたらく)
暗黒のなかでは、我々の想像力は、明るい光におけるよりもたくましくはたらく
(げにいかりはおろかなものをころしねたみはばかもののいのちをうばう)
げに怒りは愚かな者を殺し 妬みは馬鹿者の命を奪う
(しいわく、しょはげんをつくさず、げんはいをつくさずと)
子曰く、書は言を尽くさず、言は意を尽くさずと
(すべてのにんげんは、うまれつき、しることをほっする)
すべての人間は、生まれつき、知ることを欲する
(ばんにんむきのしょもつはつねにあくしゅうをはなつしょもつである)
万人向きの書物は常に悪臭を放つ書物である
(しにいたるやまいとはぜつぼうのことである)
死に至る病とは絶望のことである
(さとりということはいかなるばあいにもへいきでいきていることであった)
悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた
(あるいはじゆうはふじゆうのさいにしょうずというもかなり)
あるいは自由は不自由の際に生ずというも可なり
(いちばんたいせつなことはたんにいきることそのことではなくて、よくいきることである)
一番大切なことは単に生きることそのことではなくて、善く生きることである
(じんせいのじかんは、じぶんのしょうめいを「かくじつにする」ためには、かぎりなくみじかくかつきちょうだ)
人生の時間は、自分の召命を「確実にする」ためには、限りなく短くかつ貴重だ
(ぜんにんなをもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや)
善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや
(ぶんしょうはかんたんならざるべからずもっともかんたんなるぶんしょうがもっともおもしろきものなり)
文章は簡単ならざるべからず最簡単なる文章が最おもしろきものなり
(ようぼうとげんじつとをすりかえてはならない)
要望と現実とをすりかえてはならない
(いきとしいけるもの、いつれかうたをよまざりける)
生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける
(にんげんはちぎしながらなにかするときは、そのこういのどうきをありあわせのものにきする)
人間は遅疑しながら何かするときは、その行為の動機を有り合わせの物に帰する
(あしたをもっともひつようとしないものが、もっともこころよくあしたにたちむかう)
明日を最も必要としない者が、最も快く明日に立ち向かう
(ひとはけっしてしあわせをさけてとおるものではない、はなをみないでみちをとおることはできない)
人は決して幸せを避けて通る者ではない、花を見ないで道を通ることはできない
(ぜつぼうはきょもうだ、きぼうがそうであるように)
絶望は虚妄だ、希望がそうであるように
(さいのうをうたがいだすのがまさしくさいのうのあかしなんだよ)
才能を疑い出すのがまさしく才能のあかしなんだよ
(こころはただしいもくひょうをかくと、いつわりのもくひょうにはけぐちをむける)
心は正しい目標を欠くと、偽りの目標にはけ口を向ける
(じぶんはいまこうふくかとじぶんのむねにとうてみれば、とたんにこうふくではなくなってしまう)
自分は今幸福かと自分の胸に問うて見れば、とたんに幸福ではなくなってしまう
(あくにんがいくらがいあくをおよぼすからといっても、ぜんにんのおよぼすがいあくにまさるがいあくはない)
悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪に勝る害悪はない
(よりこんなんなものを、よりうつくしきものとみること、これがじんるいのつうへいである)
より困難なものを、より美しきものと見ること、これが人類の通弊である
(にんげんはね、じぶんがこまらないていどないで、なるべくひとにしんせつがしてみたいものだ)
人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がして見たいものだ
(すぎてかえらぬふこうをくやむのはさらにふこうをまねくちかみちだ)
過ぎてかえらぬ不幸をくやむのは 更に不幸を招く近道だ
(しとびょうきへのきょうみは、せいへのきょうみのいちけいたいにほかならない)
死と病気への興味は、生への興味の一形態にほかならない
(こいがめばえるには、ごくしょうりょうのきぼうがあればじゅうぶんである)
恋が芽生えるには、ごく小量の希望があれば十分である
(ああおまえへはなにをしてきたのだとふきくるかぜがわたしにいう)
あゝ おまえへはなにをして来たのだと…… 吹き来る風が私に云ふ
(いっぱんにおもいつきというものは、ひとがせいだしてしごとをしているときにかぎってあらわれる)
一般に思いつきというものは、人が精出して仕事をしている時に限って現れる
(いまだかつて、げんざいのなかで、じぶんはほんとうにこうふくだとかんじたにんげんはひとりもいなかった)
未だかつて、現在の中で、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった
(わらいによるこうげきにたちむかえるものはなんにもない)
笑いによる攻撃に立ち向かえるものはなんにもない
(どんなこうふくも、ほかのにんげんのくのうをくっていきているのだ)
どんな幸福も、他の人間の苦悩を食って生きているのだ
(たまごはせかいだ。うまれようとするものは、ひとつのせかいをはかいせねばならぬ)
卵は世界だ。生まれようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ
(およそきょうかんというものは、りかいによってげんていされるものである)
およそ共感というものは、理解によって限定されるものである
(われわれは、われわれのりかいできるげんどで、たにんにきょうかんをもつことができる)
われわれは、われわれの理解できる限度で、他人に共感をもつことができる
(ときには、てきのほうがただしいこともある)
ときには、敵の方が正しいこともある
(こどものうちは、どんなひとでも、ちどうせつではなく、てんどうせつのようなかんがえかたをしている)
子供の内は、どんな人でも、地動説ではなく、天動説のような考え方をしている
(たいせつなのはふつうのごでひぼんなことをいうことである)
大切なのは普通の語で非凡なことを言うことである
(ただ、かえすがえす、しょしんをわするべからず)
ただ、返すがえす、初心を忘るべからず
(はたらきのよろこびは、じぶんでよくかんがえ、じっさいにけいけんすることからしかうまれない)
働きのよろこびは、自分でよく考え、実際に経験することからしか生まれない
(ひとをふあんにするものは、ことがらそのものではなく、それにかんするひとのかんがえである)
人を不安にするものは、事柄そのものではなく、それに関する人の考えである
(りせい、はんだんりょくはゆっくりとあるいてくるが、へんけんはむれをなしてはしってくる)
理性、判断力はゆっくりと歩いてくるが、偏見は群れをなして走ってくる
(われわれはみじかいじんせいをうけているのではなくわれわれがそれをみじかくしているのだ)
われわれは短い人生を受けているのではなくわれわれがそれを短くしているのだ
(おいかたひとつでおもにもかるい)
負いかた一つで重荷も軽い
(たをあざけるものはどうじにまたたにあざけられることをおそれるものである)
他をあざけるものは同時にまた他にあざけられることを恐れるものである
(しごとがたのしみなら、じんせいはごくらくだ!しごとがぎむなら、じんせいはじごくだ!)
仕事が楽しみなら、人生は極楽だ! 仕事が義務なら、人生は地獄だ!
(じさつをおもうことはつよいいしゃざいである。これによってかずかずのあくやがらくにすごされる)
自殺を想うことは強い慰藉剤である。これによって数々の悪夜が楽に過ごされる
(ちえをもとめることはにんげんのさいこうのもくてきでありにんげんのじこけっていのさいこうのこういである)
知恵を求めることは人間の最高の目的であり人間の自己決定の最高の行為である
(いっさいのいきとしいけるものは、しあわせであれ)
一切の生きとし生けるものは、幸せであれ
(あしたはあしたがじぶんでしんぱいする。いちにちのくろうはそのひのぶんでたくさんである)
あしたはあしたが自分で心配する。一日の苦労はその日の分で沢山である
(ちゅういすべきは、にくしみをまねくもとがぜんこうでもあることだ、あくぎょうにおとらずに)
注意すべきは、憎しみを招く元が善行でもあることだ、悪行に劣らずに
(いちばんうつくしいえはねどこのなかでぱいぷをくゆらしながらゆめみてけっしてじつげんしないえだ)
一番美しい絵は寝床のなかでパイプを燻らしながら夢見て決して実現しない絵だ
(そうぞうはかことげんざいとをざいりょうとしながらあたらしいみらいをはつめいするのうりょくです)
創造は過去と現在とを材料としながら新しい未来を発明する能力です
(かげぐちきくのはたのしいものだ。ひとのうわさがでると、はなしははずむものである)
陰口きくのはたのしいものだ。人の噂が出ると、話ははずむものである
(みんなしらずしらずにおにになる。よほど、ひひょうはしたいものらしい)
みんな知らず知らずに鬼になる。よほど、批評はしたいものらしい
(たしゃをじこのようにあいすることはできない)
他者を自己のように愛することはできない
(われらのなしうるさいぜんのことは、たしゃにたいするれいこくさをよくせいすることである)
我等の為し得る最善のことは、他者に対する冷酷さを抑制することである