悪鬼と砂糖

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プレイ回数81難易度(2.3) 1812打 歌詞 かな 長文モード可
楽曲情報 悪鬼と砂糖  IDONO KAWAZU  作詞IDONO KAWAZU  作曲IDONO KAWAZU
「悪鬼と砂糖」
作:IDONO KAWAZU
読み方は「あっきとしゅがー」
※このタイピングは「悪鬼と砂糖」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(おおどおりからとうひついで)

大通りから逃避ついで

(もずへのちいさなみやげついで)

鵙への小さな土産ついで

(べたつくたいきにまぎらわせ)

べたつく大気に紛らわせ

(はでにかつがれしまったよいのはて)

派手に担がれしまった宵の果て

(すこしかがんでもぐるうらみち)

少し屈んで潜る裏道

(すきまからあたまをうったしたたり)

隙間から頭を打った滴り

(こみみにはいったやまないね)

小耳に入った「止まないね」

(たぶんぼくがいるせいなんだろうね)

たぶん、僕がいるせいなんだろうね

(みぎからひだりのせんべつまち)

右から左の選別待ち

(ずっとよばれないぼくのなまえに)

ずっと呼ばれない僕の名前に

(いみなどないからひをつけた)

意味などないから火をつけた

(たいしたことないいのちだった)

大したことない命だった

(からびんのやまにつまずくてい)

空瓶の山に躓く体

(たおれこんだあぶらのしみたへきに)

倒れ込んだ油の滲みた壁に

(つんざくひびくたしかにいしき)

劈く響く確かに意識

(おもたいからだをはこばせる)

重たい身体を運ばせる

(そこにこたえなどない)

そこに応えなどない

(おちるさきすらないまま)

堕ちる先すらないまま

(おぼえなどない)

憶えなどない

(おもいになぜかあせる)

念いに何故か焦る

(からくれないうつすめすらないなら)

唐紅映す眼すらないなら

(どうにもこうにも)

どうにもこうにも

(うかぶすべもないまま)

浮かぶ術もないまま

(あんなにまってやったんだ)

あんなに待ってやったんだ

(おにさんそっちはどうだい)

鬼さんそっちはどうだい

(むくわれないがじんせいだなんて)

「報われない」が人生だなんて

(かんじょうてきだね)

感情的だね

(ただあいそなんかつかれぬほどに)

ただ愛想なんかつかれぬ程に

(はくじょうなしのさびれたぼくだ)

薄情なしの錆びれた僕だ

(かわききるまえにぬらしたい)

渇ききる前に濡らしたい

(だから)

だから

(さっさとおかしをちょうだいな)

さっさとお菓子を頂戴な

(ぼくのはじもふざけもくいつくしてやる)

僕の恥も巫山戯も喰い尽してやる

(あまえもむしばもどうだっていいさ)

甘えも虫歯もどうだっていいさ

(おなじあなのむじなさ)

「同じ穴の狢さ」

(そして)

そして

(いきたいところがあったのに)

行きたい処があったのに

(めうつるけしきにまよいこんだ)

目移る景色に迷い込んだ

(しゅうあくかんじゃにひたりすぎて)

醜悪奸邪に浸り過ぎて

(ひろうがいよくにかっていた)

疲労が意欲に勝っていた

(ゆめをうっていたあいつが)

夢を売っていた彼奴が

(ゆめをなおすしごとについていた)

夢を治す仕事に就いていた

(なおせるもんならみてもらいたいな)

治せるもんなら診てもらいたいな

(まあいいや)

…まあいいや

(あおごのめんがらすのしせん)

青狐の面、硝子の視線

(いつきのいきからのがれるよう)

縊鬼の息から逃れるよう

(このまちのいのなかはっていたんだ)

この都市の胃の中這っていたんだ

(せけんしらずでいたかった)

世間知らずでいたかった

(なつかしいはずのみちなのに)

懐かしい筈の路地なのに

(どうしてふあんがぬぐえないや)

どうして不安が拭えないや

(きっとかわってしまったようだ)

きっと変わってしまったようだ

(そうおもうことでうなずくしかなかった)

そう思うことで頷くしかなかった

(とおくのほうでなりやまないきょうそう)

遠くの方で鳴りやまない狂騒

(おんどさがぼくをおいつめていく)

温度差が僕を追い詰めていく

(おともしないでくだけたようそう)

音もしないで砕けた様相

(ごまかせないにげられない)

誤魔化せない逃げられない

(げんじつにあがくの)

現実に足掻くの

(わかってんだよ)

わかってんだよ

(そうあんなにまってやったんだ)

そうあんなに待ってやったんだ

(おにさんてのなるほうへ)

鬼さん手の鳴る方へ

(あきらめることがせいちょうなんて)

「諦めること」が成長なんて

(たんらくてきだね)

短絡的だね

(ただあいそなんてつかれぬほどの)

ただ愛想なんてつかれぬ程の

(めいさいしょくにまみれたぼくだ)

迷彩色に塗れた僕だ

(いっそこのままきえてしまえたら)

いっそこのまま消えてしまえたら

(なにからまちがったんだ)

何から間違ったんだ

(おにさんもういいよって)

鬼さんもういいよって

(すくわれないがきゅうさいだなんて)

「救われない」が救済だなんて

(ずうずうしいだけなら)

図々しいだけなら

(あいそなんてきかれぬほどの)

哀訴なんて聞かれぬ程の

(そうおうめいたみじめなぼくだ)

蹌踉めいた惨めな僕だ

(かわききるまえにぬらしたい)

渇ききる前に濡らしたい

(だから)

だから

(さっさとおかしをちょうだいな)

さっさとお菓子を頂戴な

(ぼくのうそもまこともぬりつぶしてやる)

僕の嘘も真実も塗り潰してやる

(だったらいばしょをちょうだいな)

だったら居場所を頂戴な

(ぼくのかえるばしょなどないから)

僕の帰る場所などないから

(あなたならなんていってくれるのかな)

貴方ならなんて言ってくれるのかな…

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