ちいさなひとつぶ

(とびらのさきにつづくせかいは)

扉の先に　つづく世界は

(きまぐれで)

気まぐれで

(そしてやさしいであいをくれる)

そしてやさしい　出会いをくれる

(なんどでもあるきだす)

何度でも　歩きだす

(そのためにちいさなことだよ)

そのために　ちいさなことだよ

(ねぇどうしてこころはおどるの)

ねぇ　どうしてこころは踊るの

(どうしてこころははずむの)

どうしてこころは弾むの

(にぎやかなしょくじすきなひとたちのえがお)

にぎやかな食事　好きな人たちの笑顔

(それだけで)

それだけで

(ねぇどうしてこころはひびくの)

ねぇ　どうしてこころは響くの

(どうしてこころはみちるの)

どうしてこころは満ちるの

(わからないけど)

わからないけど

(なみだがでるよ)

涙が　出るよ

(むねのおくからうかぶねがいは)

胸の奥から　浮かぶ願いは

(ふくらんで)

膨らんで

(めぐりめぐってだれかにとどく)

巡りめぐって　誰かに届く

(ひとりからふたりへと)

ひとりから　ふたりへと

(つぐためにまいにちのかたすみで)

継ぐために　毎日の　片隅で

(ねぇどうしてみどりはめぶくのめぶくの)

ねぇ　どうして緑は芽吹くの(芽吹くの)

(どうしてさかなはおよぐのおよぐの)

どうして魚は泳ぐの(泳ぐの)

(はるなつあきふゆ)

はる　なつ　あき　ふゆ

(むげんにまわるさいくる)

無限にまわる　サイクル

(そのなかで)

そのなかで

(ねぇどうしてこどもははしるのはしるの)

ねぇ　どうして子供は走るの(走るの)

(どうしてわたしはうたうのうたうの)

どうしてわたしは歌うの(歌うの)

(わからないけど)

わからないけど

(なみだがでるよ)

涙が　出るよ

(ありがとう)

ありがとう

(すきよ)

すきよ

(ねぇせかいをうごかすちからは)

ねぇ　世界を動かす力は

(なみだなのかもしれないね)

涙なのかも知れないね

(おさえきれないあいがつまってる)

抑えきれない愛がつまってる

(ねぇどうしてこころはひびくのひびくの)

ねぇ　どうしてこころは響くの(響くの)

(どうしてこころはみちるのみちるの)

どうしてこころは満ちるの(満ちるの)

(うなずいてくれるかなしみをわけてくれる)

頷いてくれる　悲しみを分けてくれる

(それだけで)

それだけで

(ねぇちっぽけなきもちだけど)

ねぇ　ちっぽけな気持ちだけど

(うかんでめぐってとどいて)

浮かんで　巡って　届いて

(そのままでいいよ)

そのままで　いいよ

(かざらなくていいよ)

飾らなくて　いいよ

(いつもありがとう)

いつも　ありがとう

(ありがとう)

ありがとう

(すきだよ)

すきだよ

(ありがとう)

ありがとう