吐壊

(たまにぜんぶ、おわらせたくもなるよな)

たまに全部、終わらせたくもなるよな

(たまにぜんぶ、はきだしたくもなるよな)

たまに全部、吐き出したくもなるよな

(おれたちはやりたいことをつづけるために)

俺たちはやりたいことを続けるために

(やりたくないことにもぜんりょくでとりくんできた)

やりたくないことにも全力で取り組んできた

(めじゃーでびゅーをするとかしがまるくなるって)

メジャーデビューをすると歌詞が丸くなるって

(ねっとでめにした)

ネットで目にした

(ただしいとおもう)

正しいと思う

(うれなきゃつづかないせかい)

売れなきゃ続かない世界

(でもこのきょくにたいあっぷもえらいさんの)

でもこの曲にタイアップも偉いさんの

(さんどうもひつようない)

賛同も必要ない

(ひっともらんきんぐもひつようない)

ヒットもランキングも必要ない

(かねじゃなくなかまのためにつくったきょくだから)

金じゃなく仲間のために作った曲だから

(どっかのけんきゅうでせいこうはうんってしょうめいされたらしい)

どっかの研究で成功は運って証明されたらしい

(けどおれはそれをひっくりかえしたい)

けど俺はそれをひっくり返したい

(きずものじょうとう、うれてくさるまえに)

傷物上等、熟れて腐る前に

(うれればいいことのはなしだから)

売れればいいことの話だから

(はかなくちるゆめだらけ)

儚く散る夢だらけ

(すくいをうたううそまみれ)

救いを謳う嘘まみれ

(ほれみたことかだれもいない)

ほれ見たことか誰もいない

(おれたちつごうのいいきゃくよせのぱんだじゃない)

俺たち都合のいい客寄せのパンダじゃない

(いいこでいるのはもうやめだ)

いい子でいるのはもうやめだ

(とまってないのにすすめてるきもしない)

止まってないのに進めてる気もしない

(じかんをまきかえす)

時間を巻き返す

(おまえらもおなじだろ)

お前らも同じだろ

(だれかをしんようしてうらぎられるたびに)

誰かを信用して裏切られるたびに

(そのだれかじゃなくって)

誰かじゃなくって

(じぶんをしんじられなくなって)

自分を信じられなくなって

(じぶんがきらいになってそしてひとがきらいになる)

自分が嫌いになってそして人が嫌いになる

(てをさしのべられてそれをつかんでも)

手を差し伸べられてそれを掴んでも

(じかんがたてばみんなすりぬけていって)

時間がたてばみんなすり抜けていって

(おそすぎることなんてないって)

遅すぎることなんてないって

(うたわれても)

歌われても

(どんなことにもりみっとはあるってきづいてしまう)

どんなことにもリミットはあるって気づいてしまう

(おとなからすればむすうのあーてぃすとのなかのひとこまでも)

大人からすれば無数のアーティストの中の1駒でも

(おれらからすればこれがじんせいのすべてで)

俺らからすればこれが人生のすべてで

(それをおうえんするふぁんがいて)

それを応援するファンがいて

(だからかなしくてもわらうんだよ)

だから悲しくても笑うんだよ

(きざまれてくきずだらけ)

刻まれてく傷だらけ

(よーいどんでひたはしれ)

よーいどんでひた走れ

(いつからだろうかいたみもない)

いつからだろうか痛みもない

(おれたちつごうのいい)

俺たち都合のいい

(くびわつけたうさぎじゃない)

首輪付けたウサギじゃない

(つめをかくすのはもうやめだ)

爪を隠すのはもうやめだ

(わらっていててもながれたなにかと)

笑っていてても流れた何かと

(じかんをまきかえす)

時間を巻き返す

(ほんとうはぜんぶうしないたくなんかないけど)

本当は全部失いたくなんかないけど

(ほんとうはぜんぶまもってすすみたいけど)

本当は全部守って進みたいけど

(きれいごというのはもうやめだ)

きれいごというのはもうやめだ

(ほんとうにたいせつなひとのことだけみて)

本当に大切な人のことだけ見て

(はかなくちるゆめだらけ)

儚く散る夢だらけ

(それでもそばにいるひとの)

それでもそばにいる人の

(しあわせだけをつくればいい)

幸せだけを作ればいい

(おれたちなかみのない)

俺たち中身のない

(よわむしのうさぎじゃない)

弱虫のウサギじゃない

(なきべそかくのはもうやめだ)

泣きべそかくのはもうやめだ

(どんなにこけても)

どんなにコケても

(まけてるきがしない)

負けてる気がしない

(かつまでひたはしる)

勝つまでひた走る