サテライトは浮かぶ恋の夢を見るか？

(はろーきこえるかい)

ハロー、聞こえるかい？

(いまぼくらのきょりはわかる)

今僕らの距離は分かる？

(このこうしんがきこえているのなら)

この交信が聞こえているのなら

(もうすこしそばにそばに)

もう少し側に　側に

(はろーきこえるかい)

ハロー、聞こえるかい？

(いまそちらのてんきはどうだい)

今そちらの天気はどうだい？

(よほうじゃさむがりなきみのことだし)

予報じゃ寒がりな君のことだし

(すこしだけしんぱいになるよ)

少しだけ心配になるよ

(こえがきけたらそれだけでどんなじょうきょうなのか)

声が聞けたらそれだけでどんな状況なのか

(いつだってすぐてにとるように)

いつだってすぐ手に取るように

(わかるほどそばにいたのに)

分かる程傍にいたのに

(きみがそっとふわっと)

君がそっとふわっと

(ただほほえむだけで)

ただ微笑むだけで

(そういつまでもうかべるような)

そう、いつまでも浮かべる様な

(きがしてるゆめみてる)

気がしてる夢見てる

(そんなぼくらはさてらいと)

そんな僕らはサテライト

(ずっとじいっとしてない)

ずっとじいっとしてない

(ふたりだっていつかとなりで)

二人だっていつか隣で

(つなぎあうそのてむすぶゆめに)

繋ぎ合うその手結ぶ幻想に

(こいしてる)

恋してる

(すこしとおくはなれていても)

「少し遠く離れていても

(たかがからだのきょりでしかない)

たかが身体の距離でしかない」

(ふけばとぶりろんぶそうしかぼくをまもる)

吹けば飛ぶ理論武装しか僕を守る

(しゅだんがなかったんだ)

手段がなかったんだ

(ひとみをみればそれだけでかんがえることが)

瞳を見ればそれだけで考える事が

(いつだってすぐてにとるように)

いつだってすぐ手に取るように

(わかるようなきがしていたのかな)

分かるような気がしていたのかな

(つきがみえたらどこでもいけたから)

月が視えたら（どこでも行けたから）

(ほしがみえたらぼくらいつでもふたりいたから)

星が視えたら僕ら（いつでも二人いたから）

(ほらいまでもおなじものみているみせられている)

ほら、今でも同じモノ見ている（魅せられている）

(なにもかわってはないから)

何も変わってはないから

(おなじきどううえにうかんでる)

同じ軌道　上に浮かんでる

(ならふたりはであえないかわせない)

なら二人は出逢えない？交わせない？

(そんなりくつなんて)

そんな理屈なんて

(ぼくがそくどあげればいつかはおいつくでしょ)

僕が速度上げればいつかは追いつくでしょ？

(ろっしゅせんせいのこうぎはきいてないよ)

ロッシュ先生の講義は聴いてないよ！

(かわらずに)

（変わらずに）

(そっとふわっと)

そっとふわっと

(ただほほえむだけで)

ただ微笑むだけで

(そういつまでもうかべるような)

そう、いつまでも浮かべる様な

(きがしてるゆめみてる)

気がしてる夢見てる

(そんなぼくらはさてらいと)

そんな僕らはサテライト

(ずっとじいっとしてない)

ずっとじいっとしてない

(ふたりだっていつかとなりで)

二人だっていつか隣で

(つなぎあうそのてむすぶゆめに)

繋ぎ合うその手結ぶ幻想に

(そらにうかんでる)

宙に浮かんでる

(いまもまだこいしてる)

今もまだ恋してる