out of order feat. aki

(まちがいだらけのそらのした)

間違いだらけの　空の下

(とらわれている)

囚われている

(めいめつしつづけている)

明滅し続けている

(あのころのけしき)

あの頃の景色

(みみすませばほらきこえてくるだろう)

耳すませば　ほら　聴こえてくるだろう

(すべてがこぼれおちていくおとが)

すべてが零れ落ちて行く音が

(よぞらしろくしろくそめあげて)

夜空　白く　白く　染め上げて…

(こわせないものばかりをこわそうとして)

壊せないものばかりを壊そうとして

(なおせないものがたりをなおそうとしていた)

直せない物語を　直そうとしていた

(ふとさしだしたてのひらにただひとつ)

ふと差し出した　掌にただひとつ

(ひらりおちるなみだ)

ひらり　落ちる花瓣

(かえせないものばかりをかえそうとして)

返せないものばかりを返そうとして

(すくえないものがたりがちるのをただみていた)

救えない物語が　散るのをただ幻視ていた

(もうにどとかえらないきみのこえを)

もう二度と返らない　君の声を

(かきけしたあのよるのひかり)

かき消した　あの夜の花瓣…

(こうかいだらけのひはおちて)

後悔だらけの　陽は落ちて

(かくしてくれる)

秘匿してくれる

(こわれてきしむばかりの)

壊れて　軋むばかりの

(こころのおるごーる)

心の　自鳴琴

(ふりかえってもなにひとつないけれど)

振り返っても何一つ無いけれど

(まえさえむいていればまたさくだろう)

前さえ向いていればまた咲くだろう

(よぞらしろくしろくみたすように)

夜空　白く　白く　満たすように…

(こわせないものがたりをこわすゆうきを)

壊せない物語を　壊す勇気を

(ずっとやみのなかひとりさがしつづけていた)

ずっと　闇の中　独り　探し続けていた

(だれもがいつかはみつけられるだろうか)

誰もが　いつかは　見つけられるだろうか…？

(すべてがちるまえに)

全てが　散る前に…

(こわせないものばかりをこわそうとして)

壊せないものばかりを壊そうとして

(あいせないものがたりをあいそうとしていた)

愛せない物語を　愛そうとしていた

(ふとつぶやいたわすれたはずのことば)

ふと呟いた　忘れたはずの哀歌

(ひらりおちるなみだ)

ひらり　落ちる花瓣

(ゆるせないものばかりをゆるそうとして)

赦せないものばかりを赦そうとして

(あいしたいものがたりをみてみないふりをした)

愛したい物語を　幻視て直視ないふりをした

(もうにどとかえらないきみのかげを)

もう二度と反魂らない　君の影を

(ふちどったあのよるのひかり)

縁取った　あの夜の花瓣

(やきついてにじんだまま)

灼きついて　滲んだまま…

(ｔｕｔｕｌｕきれいだ)

（Tu Tu lu…　綺麗だ）

(かぜにまうまぶしいひかり)

風に舞う　眩しい花瓣

(ｔｕｔｕｌｕきれいだ)

（Tu Tu lu…　綺麗だ）

(またみつけてくれぼくをどこかで)

また見つけてくれ　僕を　どこかで…