サイハテ/鈴木みのり
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歌詞(問題文)
(なまえをすてたあさもどるばしょもなくしたときがつく)
名前を捨てた朝 戻る場所も失くしたと気がつく
(なにひとつつかめないゆびただゆめがこぼれおちた)
何ひとつ掴めない指 ただ夢が零れ落ちた
(どうしていちどこわさなければさきへすすめないのだろう)
どうして一度壊さなければ先へ進めないのだろう
(ひとすじだけのみらいのかけら)
一筋だけの未来の欠片
(むりょくでいいとたちあがったきょうが)
無力でいいと 立ち上がった今日が
(おわりよりもつづけることをのぞんだ)
終わりよりも 続けることを望んだ
(たましいにきざみつけたあなたの)
魂に刻みつけたあなたの
(なつかしいこえがいまもきえない)
懐かしい声が今も消えない
(つぶしてもつぶしてもふえるいたみが)
潰しても 潰しても 増える痛みが
(こころをくろくそめていったよるも)
心を黒く染めていった夜も
(あるいてあるいてふりかえってみたら)
歩いて 歩いて 振り返ってみたら
(やまないあめがあらいながしていた)
止まない雨が洗い流していた
(どうしてあきらめかけるたびにひかりはさすのだろう)
どうして諦めかけるたびに光は射すのだろう
(くらやみだけがやさしいゆめをみせる)
暗闇だけが優しい夢を見せる
(こどくなままでいきていけないだから)
孤独なままで生きていけない だから
(きっとだれもがさけびながらうまれた)
きっと誰もが叫びながら産まれた
(たましいのふるえるようなひびは)
魂のふるえるような日々は
(いつもとなりにあなたがいた)
いつも隣にあなたがいた
(えらんではまちがうつくりかけのせかい)
選んでは 間違う つくりかけの世界
(だからこそかなしくもうつくしい)
だからこそ哀しくも美しい
(さいごにかわしたやくそくみたいに)
最期に交わした約束みたいに
(おわりでいいとたちどまるわたしを)
終わりでいいと 立ち止まる私を
(ここじゃないだろってつきうごかすかつぼう)
ここじゃないだろって 突き動かす 渇望
(くずれおちたいまをつなげるあなたのきおく)
崩れ落ちた今を繋げるあなたの記憶
(むりょくなままでだれもがさまようだけどこのほのおはけせやしない)
無力なままで誰もが彷徨う だけど この炎は消せやしない
(わたしはしりたかったものをさがしつづける)
私は知りたかったものを探し続ける
(あなたののこしたねがいをかなえてねむれるまで)
あなたの残した願いを叶えて 眠れるまで