ぐらでーしょん

(きょうだってれんあいがまちにまってる)

今日だって恋愛が街に舞ってる

(うかんでるかげがひとりです)

浮かんでる影がひとりです

(あしたにはぐうぜんがきみをまってる)

明日には偶然が君を待ってる

(むかってるやじるしはとうめい)

向かってる矢印は透明

(ことばならあとづけ)

言葉なら後付け

(かたづけきれないきもちに)

片付けきれない気持ちに

(なまえをつけるのには)

名前を付けるのには

(すこしのゆうきがいる)

少しの勇気がいる

(わかってるよ)

わかってるよ

(ふたりだんだんちかづくたびに)

ふたり だんだん近づくたびに

(かわりないかんじょうがふんだんに)

代わりない感情がふんだんに

(にぶいこころにいろづく)

鈍い心に色付く

(こいはぐらでーしょん)

恋はグラデーション

(ふたりあいまいにしてたんじゅんなものに)

ふたり 曖昧にして単純なものに

(ひかれよせられて)

惹かれ寄せられて

(じしゃくみたいになってゆくよ)

磁石みたいになってゆくよ

(きょうだってれんあいがまちにまってる)

今日だって恋愛が待ちに待ってる

(とまってるきいろしんごうです)

止まってる 黄色信号です

(いまだっててんめつがきみをよんでる)

いまだって点滅が君を呼んでる

(さそってるはしるのがけんめい)

誘ってる 走るのが賢明

(ことばならあとづけ)

言葉なら後付け

(じゃなくてなまえがほしいの)

じゃなくて名前が欲しいの

(わからないことばかりだから)

分からないことばかりだから

(わたるためのりゆうがほしいの)

渡るための理由が欲しいの

(ふたりさんざんすれちがうたびに)

ふたり 散々すれ違うたびに

(さりげないはんのうがびんかんに)

さりげない反応が敏感に

(あせりあからむすがたを)

焦り赤らむ姿を

(かくしてよふぁんでーしょん)

隠してよファンデーション

(ふたりたんたんとしたひょうじょうで)

ふたり 淡々とした表情で

(かくしもってるこいごころなでて)

隠し持ってる恋心撫でて

(たまにあっためよ)

たまに合った目よ

(およがないで)

泳がないで

(すくろーるしてるもじがなりひびく)

スクロールしてる 文字が鳴り響く

(またおしらせまつかけひきよ)

またお知らせ待つ掛け引きよ

(あなたにあいたいこえをききたい)

あなたに会いたい 声を聴きたい

(たされたきもちはもうわりきれないな)

足された気持ちはもう割り切れないな

(ひとりよいのすきにうかぶのは)

ひとり 宵の隙に浮かぶのは

(となりでひかるながれぼし)

隣で光る流れ星

(まよいごころにからふるな)

迷い心にカラフルな

(こいはぐらでーしょん)

恋はグラデーション

(ふたりだんだんちかづくたびに)

ふたり だんだん近づくたびに

(きづきあってそれでもとおまわり)

気付き合って それでも遠回り

(つたえるひがくるまで)

伝える日が来るまで