ブラック・ロータス

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プレイ回数75難易度(2.1) 1358打 歌詞 かな 長文モード可
楽曲情報 ブラック・ロータス  凋叶棕  作詞RD-Sounds  作曲ZUN
サークル凋叶棕様より、ブラック・ロータスです。
Album:屠
Title:ブラック・ロータス
Lyric:RD-Sounds
※このタイピングは「ブラック・ロータス」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(いまわのときにさえ)

今際のときにさえ

(そのみちをとくこと)

その道を説くこと

(そのこころにいくばくかのかげあればあるいはと)

その心に幾ばくかの影 在れば或いはと

(いとしきそのなをよび)

いとしきその名を呼び

(どれほどおしんでも)

どれほど惜しんでも

(そのこえがこちらをむくことはついぞこのとき)

その声が此方を向くことは 終ぞ此の時

(ありはしなかった)

ありはしなかった

(せめてさいごにはこたえることばを)

せめて 最後には 応える言葉を

(ひとことふたことさえあれば)

一言二言さえあれば

(あるいはそれがかなしむむね)

あるいはそれが かなしむ胸中

(とりのぞいてくれたかと)

取除いて くれたかと

(なげきのこえよびさますことも)

嘆きの哭 呼びさますことも

(できずにとどかぬきょりをおもう)

できずに 届かぬ距離を錯覚う

(わたしはこうしてひとりになっていった)

私はこうして独りになっていった。

(もうだれもいない)

もう、誰もいない。

(ひとりになる)

独りになる。

(それがおそろしいのかと)

それが恐ろしいのかと。

(とえば)

自問えば。

(そうでもあり)

そうでもあり。

(そうではなく)

そうではなく。

(ただなぜかわななくての)

ただなぜか戦慄く手の。

(わけのわからぬまま)

わけのわからぬまま。

(とめられなく)

止められなく。

(そのしょうどうにうもれながら)

その衝動に埋もれながら。

(わたしはなにをおそれている)

私は何を怖れている。

(にぎりしめていたてを)

握りしめていた手を

(ひらいてみつめれば)

開いて見つめれば

(みるかげなくかれほそったてにおいしらんだかみ)

見る影なく枯れ細った手に 老白んだ髪

(わたしはあなたほど)

私はあなたほど

(つよくもなければと)

強くも無ければと

(このこころにいくばくかのかげふりはらうなど)

この心に幾ばくかの影 振り払うなど

(できはしなかった)

できはしなかった

(いわくそもうけいれがたきことにも)

曰く そも受け入れ難きことにも

(こころのありかたをただせばと)

心の在り方を正せばと

(よるべとしたおしえさえいま)

寄る辺とした 教示さえ今

(むなしければいみはなく)

空しければ 意味は無く

(うつろうべくいきることはくと)

うつろうべく 生きることは苦と

(おもいいたることもひつじょうと)

思い至ることも必定と

(わたしはこうしてひとりになっていく)

わたしはこうして独りになっていく。

(そういきていたい)

そう、生きていたい。

(きえてしまう)

消えてしまう。

(それがおそろしいのだと)

それが恐ろしいのだと。

(きづく)

気付く。

(なんでもなく)

何物でもなく。

(だれでもなく)

何者でもなく。

(ただこのみだけをおしんで)

ただこの身だけを惜しんで。

(おいてきえゆくまで)

老いて消えゆくまで。

(とめられなく)

止められなく。

(そのしょうげきにうちのめされて)

その衝撃に打ちのめされて。

(わたしはおびえているのだ)

私は怯えているのだ。

(こうしてきえていくはよのならいであるなど)

こうして消えていくは世の倣いであるなど

(わたしはもはやみとめられない)

わたしはもはや認められない

(あのはなのいろどりをうつしたこのかみさえ)

あの花の彩を移したこの髪さえ

(わたしはもはやみとめられはしない)

わたしはもはや認められはしない

(ゆえにたぐりよせる)

ゆえに、手繰り寄せる。

(このりょうてで)

この両手で。

(みちをふみはずそうとも)

道を踏み外そうとも。

(それが)

それが。

(しんじたもの)

信じたもの。

(すがったもの)

縋ったもの。

(すべてにせをむけようとも)

全てに背を向けようとも。

(われをうしなうこと)

我を喪うこと。

(とめられよう)

止められよう。

(そのねがいさえかなうのならば)

その願いさえ叶うのならば。

(いきてこそいたれるものへ)

生きてこそ至れるものへ。

(もうなにもおそれない)

もう、何も怖れない。

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