いつのまに (feat. Aimer, 和ぬか)

(わざとじゃないんだよでもちょっとゆるしておくれよ)

わざとじゃないんだよでもちょっと許しておくれよ

(みみうちであのさっていっておいてなんだけど)

耳打ちで「あのさ」って言っておいて何だけど

(わすれておくれよこれできにとめてくれよ)

「忘れておくれよ」これで気に留めてくれよ

(ひねりにひねったぼくのあいよ)

ひねりにひねった僕の愛よ

(なびくかみやわらかなひとみに)

靡く髪　柔らかな瞳に

(ぼくのむねはじっとしてらんないみたい)

僕の胸はじっとしてらんないみたい

(すきになったよりなってしまってた)

好きに「なった」より「なってしまってた」

(もうてのほどこしようがないくらいにさ)

もう手の施しようがないくらいにさ

(きみのいとおしさがすこしさびしそうでさ)

君の愛おしさが少し寂しそうでさ

(それならいっそのことぼくにどうかな)

それならいっそのこと僕にどうかな

(もうそろいいんだよてをにぎっておくれよ)

もうそろ良いんだよ手を握っておくれよ

(むじゃきなこころがずっとむずがゆくなるよ)

無邪気な心がずっとむず痒くなるよ

(いますぐいってよっていわないけどいってよ)

今すぐ言ってよって言わないけど言ってよ

(れいせいをよそおったぼくのあいよ)

冷静を装った僕の愛よ

(もうだめだろうかぼくになにがあれば)

もう駄目だろうか僕に何があれば

(きみのむねはじっとしてらんないかな？)

君の胸はじっとしてらんないかな？

(きみとだれかのせかいせんめぐったら)

君と誰かの世界線巡ったら

(いきたここちがちっともしなくてさ)

生きた心地がちっともしなくてさ

(うかないかおできみをみつめてみたんだ)

浮かない顔で君を見つめてみたんだ

(そしたらどうしたってきみがいとおしかった)

そしたらどうしたって？君が愛おしかった

(ぼくのいでんしがきみといたいらしいんだ)

僕の遺伝子が君といたいらしいんだ

(びょういんのせんせいがそうやっていってた)

病院の先生がそうやって言ってた

(きみはこのさきぼくといるしかないらしいんだ)

君はこの先僕といるしかないらしいんだ

(これはたしかんーあぼくがいってた)

これは確か、んー、あ、僕が言ってた

(いぬにもねこにもきんじょのおばさんにも)

犬にも猫にも近所のおばさんにも

(えいごのじゅぎょうでとなりにいるこにも)

英語の授業で隣にいる子にも

(いいふらしちゃったよ)

言いふらしちゃったよ

(まってまってどうしよう)

まってまってどうしよう

(うっかりしちゃったよ)

うっかりしちゃったよ

(へんじはゆだねるよ)

返事は委ねるよ

(そりゃそうかもう)

そりゃそうかもう

(だってだってさもういますぐ)

だってだってさもう今すぐ

(きみのぜんぶがどうしてもほしくてさ)

君の全部がどうしても欲しくてさ

(わざとじゃないんだよでもちょっとゆるしておくれよ)

わざとじゃないんだよでもちょっと許しておくれよ

(みみうちであのさっていっておいてなんだけど)

「耳打ち」であのさって言っておいて何だけど

(あふれだしちゃったよこれできにとめてくれよ)

溢れ出しちゃったよ　これで気に留めてくれよ

(あつくておおきなぼくのあいよ)

熱くて大きな僕の愛よ