碧天伴走

(ひとしれずかたおとしてるきみがいるのに)

人知れず肩落としてる君がいるのに

(あおすぎてるそらばかりがまぶしい)

碧すぎてる空ばかりが眩しい

(ぼくはどんなことばをきみにいえばいいのか)

僕はどんな言葉を君に言えばいいのか

(きみになにを)

君に何を

(もろくやわいこころでいきる)

脆くやわいこころで生きる

(ぼくらはきずつくいきものでなのにきょうだって)

僕らは傷つく生き物で　なのに今日だって

(がんばってるじゅうぶんきみはもう)

頑張ってる　十分　君はもう

(つまずいてころんだってたちあがりきたんだ)

躓いて転んだって立ち上がり来たんだ

(がんばってるいつでも)

頑張ってる　いつでも

(ここにたってるだけでひっしなんだから)

ここに立ってるだけで　必死なんだから

(じたばたでらくじゃないけれど)

ジタバタで　ラクじゃないけれど

(まよってもきみとすすんでみたいよ)

迷っても君と進んでみたいよ

(いいかな)

いいかな

(だれかにはちっぽけなものだったとしても)

誰かにはちっぽけなものだったとしても

(きみにとってはなによりだいじなこと)

君にとってはなにより大事なこと

(こわさないでうしなわないで)

壊さないで　失わないで

(まもりたいからとなりにいる)

守りたいから　となりにいる

(ぼくなんかいうのはやめるよ)

「僕なんか」言うのはやめるよ

(きみにもいってほしくないから)

君にも言ってほしくないから

(だからかおあげてつたえる)

だから顔上げて (伝える)

(がんばったよきのうのきみだって)

頑張ったよ　昨日の　君だって

(おもうようにいかないそんなまいにちだって)

思うようにいかない　そんな毎日だって

(がんばったとしってるぼくはしってる)

頑張ったと　知ってる　僕は知ってる

(だからこころをかくさないでほしい)

だから　こころを隠さないでほしい

(らしさなんてまだわからないままだけど)

らしさなんてまだわからないままだけど

(ぶつかるたびいたんででもうかびあがるりんかく)

ぶつかるたび痛んで　でも浮かびあがる輪郭

(ああみつける)

ああ　見つける

(がんばってもだめだとおもうひも)

頑張っても　ダメだと　思う日も

(このてをつなぐから)

この手をつなぐから

(ぎゅっとちからこめて)

ぎゅっと　力込めて

(がんばってるひたすらいきしてる)

頑張ってる　ひたすら　息してる

(あたりまえにすぎるいちびょうなんかないよ)

当たり前に過ぎる一秒なんかないよ

(がんばってるいつでもここにたってるだけで)

頑張ってる　いつでも　ここに立ってるだけで

(たたかってるよ)

たたかってるよ

(にげてもいいみちがみえなくても)

逃げてもいい道が見えなくても

(まよってもきみとはしっていたいんだよ)

迷っても君と走っていたいんだよ

(いっしょに)

一緒に