アンサー

(あれからなんねんたったうすれていくけしき)

あれから何年経った　薄れていく景色

(ときはざんこくでそしてやさしい)

時は残酷でそして優しい

(きみとくらしたまちもやくそくしたみらいも)

君と暮らした街も　約束した未来も

(すべてはあわいひのひかりのなかへ)

全ては淡い陽の光の中へ

(とまったはりはそれぞれのときをきざみはじめて)

止まった針はそれぞれの時を刻み始めて

(ぜつぼうもあんどもながれたあめもすこしずつきえて)

絶望も安堵も流れた雨も少しずつ消えて

(おかしいねそれでもうずくんだむねのおくのだいじなところ)

おかしいねそれでも疼くんだ　胸の奥の大事なところ

(ぼくのなをよぶきみのこえはいつまでもあざやかなまま)

僕の名を呼ぶ君の声は　いつまでも鮮やかなまま

(きえたはずのとげはいつまでもわすれないでとささってる)

消えた筈の棘はいつまでも　忘れないでと刺さってる

(このおもいはあたらしいくさりいついつまでもかかえていく)

この想いは新しい鎖　いついつまでも抱えていく

(こうかいなんかじゃないただふとかんがえる)

後悔なんかじゃない　ただふと考える

(すべてがうまくいったそのせかいを)

全てが上手くいった　その世界を

(ちがうであいのあとでちがうこいもしたよ)

違う出会いの後で　違う恋もしたよ

(いまのことはうまくいってる)

今の子とはうまくいってる

(たとえればあらしがすぎさったあとのなぎ)

例えれば嵐が　過ぎ去った後の凪

(きずついたこころいやしてたけれど)

傷ついた心　癒してたけれど

(きせつがまわるたびになぜだろうきみはよびかける)

季節が回る度に何故だろう　君は呼びかける

(かけがえのないときをともにしたぼくたちのきおく)

かけがえのない時を共にした僕達の記憶

(これからもずっとこころのなかきみはたぶんすみつづける)

これからもずっと心の中　君は多分住み続ける

(もどれないあのころのすがたでいたみをしらずわらってる)

戻れないあの頃の姿で　痛みを知らず笑ってる

(かなしいねぼくらにすべはなくこうもはなれてしまったけど)

悲しいね僕らに術はなく　こうも離れてしまったけど

(このおもいがくすぶるかぎりはいついつまでもともだちさ)

この想いが燻る限りは　いついつまでも友達さ