千の夜をこえて

(あいされたいでもあいそうとしない)

愛されたい　でも　愛そうとしない

(そのくりかえしのなかをさまよって)

その繰り返しのなかを彷徨って

(ぼくがみつけたこたえはひとつ)

僕が見つけた答えは一つ

(こわくたってきずついたって)

怖くたって　傷ついたって

(すきなひとにはすきってつたえるんだ)

好きな人には好きって伝えるんだ

(あなたがぼくをあいしてるかあいしてないか)

あなたが僕を愛してるか　愛してないか

(なんてことはもうどっちでもいいんだ)

なんてことは　もうどっちでもいいんだ

(どんなにねがいのぞもうが)

どんなに願い望もうが

(このせかいにはかえられぬもんがたくさんあるだろう)

この世界には変えられぬもんが　沢山あるだろう

(そうそしてぼくがあなたをあいしてるというじじつだけは)

そう　そして僕があなたを　愛してるという事実だけは

(だれにもかえられぬしんじつだから)

誰にも変えられぬ真実だから

(せんのよるをこえてあなたにつたえたい)

千の夜をこえて　あなたに伝えたい

(つたえなきゃならないことがある)

伝えなきゃならないことがある

(あいされたいでもうそうとしない)

愛されたい　でも　愛そうとしない

(そのくりかえしのなかをさまよって)

その繰り返しのなかを彷徨って

(ぼくがみつけたこたえはひとつ)

僕が見つけた答えは一つ

(こわくたってきずついたって)

怖くたって　傷ついたって

(すきなひとにはすきってつたえるんだ)

好きな人には好きって伝えるんだ

(きもちをことばにするのはこわいよ)

気持ちを言葉にするのは怖いよ

(でもすきなひとにはすきってつたえるんだ)

でも　好きな人には好きって伝えるんだ

(このひろいせかいで)

この広い世界で

(めぐりあうよろこびをことばじゃいいあらわせないね)

巡り会う喜びを言葉じゃ言い表せないね

(だからぼくたちはほほえみ)

だから僕たちは微笑み

(いろあざやかにすぎるあきをどれみでうたって)

色鮮やかに過ぎる秋をドレミで唄って

(ふゆをせにはるのこもれびをまち)

冬を背に　春の木漏れ日を待ち

(あたらしくうまれかわるだれかをまもれるようにと)

新しく生まれ変わる　誰かを守れるようにと

(きたみちといきさきふりかえればいつでも)

来た道と行き先　振り返ればいつでも

(おくびょうなめをしていたぼく)

臆病な目をしていた僕

(むきあいたいでもすなおになれない)

向き合いたい　でも　素直になれない

(まっすぐにあいてをあいせないひびを)

まっすぐに相手を愛せない日々を

(くりかえしてはひとりぼっちをいやがったあのひのぼくは)

繰り返しては　独りぼっちを嫌がったあの日の僕は

(むきずのままでひとをあいそうとしていた)

無傷のままで人を愛そうとしていた

(せんのよるをこえていまあなたにあいにいこう)

千の夜をこえて　今あなたに会いに行こう

(つたえなきゃならないことがある)

伝えなきゃならないことがある

(あいされたいでもうそうとしない)

愛されたい　でも　愛そうとしない

(そのくりかえしのなかをさまよって)

その繰り返しのなかを彷徨って

(ぼくがみつけたこたえはひとつ)

僕が見つけた答えは一つ

(こわくたってきずついたって)

怖くたって　傷ついたって

(すきなひとにはすきってつたえるんだ)

好きな人には好きって伝えるんだ

(そのおもいがかなわなくたって)

その思いが叶わなくたって

(すきなひとにはすきってつたえる)

好きな人には好きって伝える

(それはこのせかいでいちばんすてきなことさ)

それはこの世界で一番素敵なことさ