百葉箱 / 初音ミク

(ゆうらんせんきょういっぱいはぼうえいせん)

遊覧船　今日いっぱいは　防衛戦

(せんたくびよりきどり)

洗濯日和　気取り

(ひだまりがたまりすぎて)

陽溜まりが溜まりすぎて

(みんなめいわくしているから)

皆　迷惑しているから

(でんげんきっておいたよ)

電源　切っておいた　よ

(おうだんほどうをじゅうだんするくらいに)

横断歩道を縦断するくらいに

(よこしまがきらいだった)

横縞が嫌い　だった

(てんきよほうのっとって)

天気予報乗っ取って

(ふあんていかんけいほうはあさって)

不安定感　警報は明後日

(きょういっぱいをもって)

今日いっぱいを以て

(なつのぜんせんへ)

夏の前線へ

(ぎゃくたんさんせいようかいせいりんかいてんせんせいてん)

逆炭酸星　溶解性　臨界点　先晴天

(はんかいてんなんちゃって)

半廻転　なんちゃって

(くもひとつのないそらのした)

雲一つのない空の下

(かたつむりがひからびている！)

かたつむりが乾涸びている！

(ごごにかけてあやかしだけ)

午後にかけて妖だけ

(よこしまなのはなんぜんせんだっけ)

邪なのは何前線だっけ

(みずたまりがたまりすぎても)

水溜まりが溜まりすぎても

(みんなめいわくしている)

皆迷惑している

(どのみちぬれてしまうことだし)

どの道濡れてしまう事だし

(ふかないでおいたほうがまし)

拭かないでおいたほうが増し

(くだりざかをのぼれるなら)

下り坂を上れるなら

(のぼりざかだっておしえて)

上り坂だって教えて

(てんきよほうのっとって)

天気予報乗っ取って

(さいていでもふっていて)

最低でも降っていて

(きょういっぱいをもって)

今日いっぱいを以て

(なつのぜんせんへ)

夏の前線へ

(ぎゃくたんさんせいようかいせいりんかいてんせんせいてん)

逆炭酸星　溶解性　臨界点　先晴天

(ぎゃくかいてん)

逆廻転

(てんきよほうのっとって)

天気予報乗っ取って

(ふあんていかんけいほうはあさって)

不安定感　警報は明後日

(きょういっぱいをもって)

今日いっぱいを以て

(なつのぜんせんへ)

夏の前線へ

(ぎゃくたんさんせいようかいせいりんかいてんせんせいてん)

逆炭酸星　溶解性　臨界点　先晴天

(いっかいてんなんちゃって)

一廻転　なんちゃって

(くもひとつのないそらのした)

雲一つのない空の下

(かたつむりがないている！)

かたつむりが泣いている！

(おおきめのかさかわなくちゃな)

大きめの傘　買わなくちゃな