a-Skill

(たにんがどんなにはでなせいかつをしていたって)

他人がどんなに派手な生活をしていたって

(じぶんもそれをしたいとはおもわない)

自分もそれをしたいとは思わない

(あいつがどんなにかわいいこにかこまれてたって)

あいつがどんなに可愛い子に囲まれてたって

(ぼくはいまのひとをいちばんあいしてる)

僕は今の人を一番愛してる

(でもすてきなうたをうたってるひとをみているとき)

でも素敵な歌を歌ってる人を見ているとき

(ぼくはきっとかなしそうにしてる)

僕はきっと悲しそうにしてる

(りそうがそこにあってきもちがつよすぎて)

理想がそこにあって気持ちが強すぎて

(たえられなくなってくほんとうにだいすきな)

耐えられなくなってく　本当に大好きな

(おんがくだけがぼくをみじめにときにひくつにうらやましいと)

音楽だけが　僕をみじめに　時に卑屈に　うらやましいと

(ひがむいやしいやつになりさげていく)

僻む卑しいやつになり下げていく

(くやしいけれどもたざるものとえらばれしものじぶんがいったいどちらかは)

悔しいけれど　持たざる者と　選ばれし者　自分が一体どちらかは

(もうわかりきっている)

もう解り切っている

(ぼくをふったあのこがいましあわせならばほんとうにきらわれてよかった)

僕を振ったあの子が今幸せならば　本当に嫌われてよかった

(ゆめにやぶれてそれたみちのそのさきで)

夢に敗れて　逸れた道のその先で

(またゆめをみるそれがじんせい)

また夢を見る　それが人生

(じぶんのこんぷれっくすをうけいれられるくらい)

自分のコンプレックスを受け入れられるくらい

(つよいはずなのにほんとうにだいすきな)

強いはずなのに　本当に大好きな

(おんがくだけがぼくをくるしめときにゆううつにいさぎのわるい)

音楽だけが　僕を苦しめ　時に憂鬱に　いさぎの悪い

(みぐるしいやつになりさげていく)

見苦しいやつになり下げていく

(くやしいけれどもたざるものとえらばれしものじぶんがいったいどちらかは)

悔しいけれど　持たざる者と　選ばれし者　自分が一体どちらかは

(おもいしらされている)

思い知らされている

(それでもきょうまでつみあげてきためろでぃも)

それでも今日まで積み上げてきたメロディも

(ことばもりずむもうたがったことはない)

言葉もリズムも疑ったことはない

(こころのささえにひつようとしてるひとをおんがくがみはなしたとこもみたことない)

心の支えに必要としてる人を音楽が見放したとこも　見たことない

(おんがくだけがこどくをつつみよりそってくれるとじたこころのすきまからでも)

音楽だけが　孤独を包み　寄り添ってくれる　閉じた心の隙間からでも

(いきるいみをくれる)

生きる意味をくれる

(えいがのすとーりーおちこぼれたちがゆめをかなえると)

映画のストーリー　落ちこぼれ達が夢を叶えると

(なんかないちゃうんだよな)

なんか泣いちゃうんだよな

(きっとぼくはもたざるものがおこすきせきにじぶんをとうえいしこころをうごかされてきた)

きっと僕は　持たざる者が起こす奇跡に自分を投影し　心を動かされてきた

(そしていつかえらばれずにもたざるきみがぼくにじぶんをとうえいしおこすきせき)

そしていつか　選ばれずに持たざる君が僕に自分を投影し　起こす奇跡