ハチスは夏に背を向けて
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歌詞(問題文)
(まぼろしだったぷーるさいどしろいこいをしたなつのこと)
幻だったプールサイド 白い恋をした夏のこと
(すりぬけたはるにてをふってはながさいた)
すり抜けた春に手を振って 花が咲いた
(さようならなんていえなくてぬるいなつをまたむかえている)
「さようなら」なんて言えなくて ぬるい夏をまた迎えている
(はくちゅうただぶらさがっててつのようなあおがささる)
白昼、ただぶら下がって 鉄のような青が刺さる
(しがつのきりはあおすぎてすかーとがゆれてかすんでる)
四月の霧は青すぎて スカートが揺れて 霞んでる
(よこめでみてたきみのかおおもいだしそうだ)
横目で見てた君の顔 思い出しそうだ
(きっと)
きっと
(あいなんてどうしようもないくらいさまつだよ)
愛なんて どうしようもないくらい瑣末だよ
(なつにせをむけてさくんだと)
「夏に背を向けて咲くんだ」と
(きみなんてもうきらいだよきらいだから)
君なんてもう嫌いだよ 嫌いだから
(ばいばい)
「バイバイ」
(それじゃおげんきで)
それじゃ、お元気で
(むじょうけんにあいされたいわこまくまでひびいたじゅうせい)
「無条件に愛されたいわ」 鼓膜まで響いた銃声
(おくじょうじこくさんじはっぷんたったいまはるがしんだ)
屋上、時刻15:08 たった今 春が死んだ
(さいごのあさにさわらせてしろいはだにそのひとみに)
最期の朝に触らせて 白い肌に その瞳に
(よごれてしまったあいをきてるせいふくのしょうじょ)
汚れてしまった愛を着てる 制服の少女
(ずっと)
ずっと
(あいたいなはるとなつのあいだで)
相対な 春と夏の間で
(あんちてーぜをていじするはな)
アンチテーゼを提示する花
(きみなんてもうきらいだよきらいだけど)
君なんてもう嫌いだよ 嫌いだけど
(さいごなにをいったらいい)
最後、何を言ったらいい?
(あいだとかこいだとかどうでもいいくらいすきになれたらさ)
愛だとか恋だとか どうでもいいくらい好きになれたらさ
(はなのようにまっすぐにいきられたらさ)
花のように真っ直ぐに 生きられたらさ
(らくだな)
楽だな
(はちすはなつにせをむけたままかれたよ)
ハチスは夏に背を向けたまま枯れたよ
(いのちはうつくしくはかなく)
命は美しく儚く
(だからきっとだいじょうぶいきていける)
だからきっと大丈夫 生きていける
(どうかしてるよぜんぶ)
「どうかしてるよ全部」
(あいなんてどうしようもないくらいさまつだよ)
愛なんて どうしようもないくらい瑣末だよ
(なつにせをむけてさくんだと)
「夏に背を向けて咲くんだ」と
(だからきみなんてもうきらいだよきらいだから)
だから君なんてもう嫌いだよ 嫌いだから
(ばいばい)
「バイバイ」
(それじゃおげんきで)
それじゃ、お元気で
(さいごひとつだけいい)
「最後、ひとつだけいい?」
(さいていなじんせいでした)
「最低な人生でした」