キモい

(またおとなになったりこどもになったり)

また大人になったり子供になったり

(あなたほんとだいめんどうせい)

アナタほんと大面倒 say

(やっぱいや)

「やっぱ嫌」

(そんでやさしくなったりぎゃくにおこったり)

そんで優しくなったり逆に怒ったり

(さしずめすっとんきょう)

さしずめ素っ頓狂

(けどだれもきらわれずあいされたいのは)

けど誰も嫌われず愛されたいのは

(あたしもそうだった)

アタシもそうだった

(まえこうじょうもうけっこう)

前口上 もう結構

(ちょこみんとのあいすをちょうだい)

チョコミントのアイスを頂戴

(ぼんようなじぶんがいやになるわ)

凡庸な自分が嫌になるわ

(せいろんをいったってしかたないから)

正論を言ったって 仕方ないから

(あなたのはんぶんあたしでそまりきるくらい)

アナタの半分アタシで染まりきるくらい

(こわしてあげるなぐってあげる)

壊してあげる 殴ってあげる

(うばってあげるしばってあげる)

奪ってあげる 縛ってあげる

(こいするくろさとあいのしろさ)

恋する黒さと愛の白さ

(いやしてあげるまもってあげる)

癒してあげる 守ってあげる

(みたしてあげるぜんぶあげる)

満たしてあげる 全部あげる

(ふたしかなおもいこそぜったい)

不確かな想いこそ絶対

(ごっかんされどはるらんまん)

極寒されど 春爛漫

(ぴーかんばれのあめざーざー)

ピーカン晴れの 雨ザーザー

(あらおつぎははげしくわめきちらしたと)

あらお次は激しく喚き散らしたと

(おもえばだいごうきゅうせい)

思えば大号泣 say

(だってさぁ)

「だってさぁ」

(またふくれあがってたしそうをねっては)

また膨れ上がってた思想を練っては

(あげくのじかどうちゃく)

挙句の自家撞着

(けどじぶんのことばにのろわれてるのは)

けど自分の言葉に呪われてるのは

(あなただってそうだった)

アナタだってそうだった

(じゅんあいとせいしょうどう)

純愛と 性衝動

(ちゃんぽんしてこんやもばんさん)

ちゃんぽんして今夜も晩餐

(ぼんじんのぶんざいでよくやるわ)

凡人の分際でよくやるわ

(きょういくもどうとくもくだらないから)

教育も道徳も くだらないから

(ふんこつさいしんしたあとのませてあげたい)

粉骨砕身した後飲ませてあげたい

(だましてあげるけなしてあげる)

騙してあげる 貶してあげる

(くさしてあげるのろってあげる)

腐してあげる 呪ってあげる

(おしえてあげるのあいのいろは)

教えてあげるの愛のいろは

(わかってあげるわらってあげる)

分かってあげる 笑ってあげる

(かまってあげるぜんぶあげる)

かまってあげる 全部あげる

(しぬためいきるのがせいかい)

死ぬため生きるのが正解

(どんかんされどいしめいりょう)

鈍感されど 意志明瞭

(そううつぎみのいきしょうちん)

躁鬱気味の 意気消沈

(あいしてあげるあいしてあげる)

愛してあげる 愛してあげる

(あいしてあげるあいしてあげる)

愛してあげる 愛してあげる

(うたがうことなきあいのきもさ)

疑う事無き愛のキモさ

(こわしてあげるなぐってあげる)

壊してあげる 殴ってあげる

(うばってあげるしばってあげる)

奪ってあげる 縛ってあげる

(こいするくろさとあいのしろさ)

恋する黒さと愛の白さ

(いやしてあげるまもってあげる)

癒してあげる 守ってあげる

(みたしてあげるぜんぶあげる)

満たしてあげる 全部あげる

(ふたしかなおもいこそぜったい)

不確かな想いこそ絶対

(ごっかんされどはるらんまん)

極寒されど 春爛漫

(ぴーかんばれのあめざーざー)

ピーカン晴れの 雨ザーザー

(るいせんきれていきようよう)

涙腺切れて 意気揚々

(ああこいびとよあいさんさん)

あゝ恋人よ 愛燦燦