ユアーズ

(しまったままのこころに わたしのふりしただれかがいる)

しまったままの心に 私のふりした誰かがいる

(にじんだきずにうかぶそのすがたが)

滲んだ傷に浮かぶその姿が

(そっとにらんでたずっと そまっちゃったわたしのこと)

そっと睨んでたずっと 染まっちゃったわたしのこと

(たそがれぞら　きらいだった どちらでもないからー)

たそがれ空　嫌いだった どちらでもないカラー

(ものくろーむなら　きれいなんだ だれかのようで)

モノクロームなら　綺麗なんだ 誰かのようで

(さようなら　かざったりしないで むねのはなみたいにさ)

さようなら　飾ったりしないで むねの花みたいにさ

(さりげないしぐさで　ひびをころして)

さりげない仕草で　日々をころして

(このままさけんだりしようぜ いのちからがらにげてさ)

このまま叫んだりしようぜ いのちからがら逃げてさ

(「せかいよ、わたしのあいはさめた」)

「世界よ、わたしの愛は冷めた」

(こころのさいてんなんて だれもつけらんないや)

こころの採点なんて 誰もつけらんないや

(かんらんしゃにのって めをつぶったって、ほら　いいから)

観覧車に乗って 目をつぶったって、ほら　いいから

(あいまいなそんざい　ゆるしったってそんはないや たいがいはもんだいないぜ)

曖昧な存在　許しったって損はないや たいがいは問題ないぜ

(ぜつぼうもりそうも わたしだけのまばゆいすとーりー)

絶望も理想も わたしだけのまばゆいストーリー

(はなさないできすしたいや)

離さないでキスしたいや

(さようなら せかいはきっとそうだ)

さようなら 世界はきっとそうだ

(だれかのことなんてさ どうでもよくてむせきにんにわらって)

誰かのことなんてさ どうでもよくて無責任に笑って

(だからさ)

だからさ

(わたしもきょうみないよ りふじんにわすれていこう)

わたしも興味ないよ 理不尽に忘れていこう

(いのるよ、せかいのすみっこのために)

祈るよ、世界の隅っこのために

(さようなら わらったりしないでいい)

さようなら 笑ったりしないでいい

(きずだらけになって そっとこぼしたなみだをもやして)

傷だらけになって そっとこぼした涙を燃やして

(このままさけんだりしようぜ いのちからがらいきてさ)

このまま　叫んだりしようぜ いのちからがら生きてさ

(「せかいよ、わたしのあいはさめた」)

「世界よ、わたしの愛は冷めた」

(こころのさいてんなんて だれもつけらんないや)

こころの採点なんて 誰もつけらんないや

(かんらんしゃにのって めをつぶったって、ほら　いいから)

観覧車に乗って 目をつぶったって、ほら　いいから

(しまったままのこころに)

しまったままの心に

(わたしのふりしたわたしがいる)

わたしのふりしたわたしがいる