約束／音郷家

(いつかぼくららくになるのでしょうか)

いつか僕ら楽になるのでしょうか

(しなないやくそくにうなずけるひがくるのでしょうか)

死なない約束に頷ける日が来るのでしょうか

(ほんとうにやすめばいきたくなるのでしょうか)

本当に休めば生きたくなるのでしょうか

(ふつうにいきていけるひがくるのでしょうか)

普通に生きていける日が来るのでしょうか

(じかんがかいけつしてきぶんがかわって)

時間が解決して気分が変わって

(もうだいじょうぶになったからさよならって)

もう大丈夫になったからサヨナラって

(とりのこされてよかったねとほほえんで)

取り残されてよかったねとほほ笑んで

(ひとりしにたいだけのじんせいでした)

一人死にたいだけの人生でした

(やくそくをしようきみがいつからくになったなら)

約束をしよう君がいつか楽になったなら

(もうぼくのことはうたはことばはわすれてください)

もう僕のことは歌は言葉は忘れてください

(ごめんねぼくではだれもすくえないのに)

ごめんね僕ではだれも救えないのに

(ああいつもありがとうね)

ああいつもありがとうね

(たぶんぼくららくにはならないとおもう)

多分僕ら楽にはならないと思う

(しなないやくそくにはいつまでもうなずけないきがする)

死なない約束にはいつまでも頷けない気がする

(ほんとうにやすむことなんてきっとできないんだ)

本当に休むことなんてきっとできないんだ

(ふつうになりたいなんてもうおもわないようにするんだ)

普通になりたいなんてもう思わないようにするんだ

(じかんがかいけつはしないしつねにしにたいし)

時間が解決はしないし常に死にたいし

(もうだいじょうぶにはならないきがしてる)

もう大丈夫にはならない気がしてる

(それすらもおもいこみだというのならば)

それすらも思い込みだと言うのならば

(げんきになるからいきたいだっておもいこみだろ)

元気になるから生きたいだって思い込みだろ

(やくそくをしようぼくらいっしょうしにたいなら)

約束をしよう僕ら一生死にたいなら

(おねがいぼくのことをうたをことばをわすれないで)

お願い僕のことを歌を言葉を忘れないで

(ごめんねことばではだれもすくえないから)

ごめんね言葉ではだれも救えないから

(ああやくそくをしようきみがいつからくになったら)

ああ約束をしよう君がいつか楽になったら

(もうぼくのことはうたはことばはわすれてください)

もう僕のことは歌は言葉は忘れてください

(ごめんねぼくではだれもすくえないのに)

ごめんね僕ではだれも救えないのに

(ああいつもありがとうね)

ああいつもありがとうね