雨音と潮騒
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歌詞(問題文)
(だれもいないよるのはまべはだしであるくとき)
誰もいない夜の浜辺 裸足で歩くとき
(つきをゆらすしおさいがなつかしいのはなぜ)
月を揺らす潮騒が懐かしいのはなぜ
(ねがいやよろこびやかなしみにこぼしたなみだが)
願いや 喜びや 悲しみに零した涙が
(ここにいるよとよびかけてくるこえにきこえたから)
「ここにいるよ」と呼びかけてくる声に聞こえたから
(ひとつひとつおもいをこめたことばたちがしずくになって)
一つ一つ想いを込めた言葉たちが雫になって
(おちるときにならすおとににているときづいたんだ)
落ちるときに鳴らす音に似ていると気づいたんだ
(あめになってながれになってしらないけしきめぐりながら)
雨になって 流れになって 知らない景色巡りながら
(であいわかれくりかえしてここへかえってきたことつげてくれた)
出会い 別れ 繰り返して ここへ帰ってきたこと 告げてくれた
(なみのきわでたちどまるとすあしがすなをまとい)
波の際で立ち止まると 素足が砂を纏い
(さらわれてくあしあととうつりかわっていく)
浚われてく足跡と移り変わっていく
(からのないすなどけいそのいみをおしえてくれるの)
殻の無い砂時計 その意味を教えてくれるの
(たいせつなのはすぎたことじゃない、いまをかんじること)
大切なのは過ぎたことじゃない、今を感じること
(ひとつひとつおもいをこめたことばたちはふりしきって)
一つ一つ想いを込めた言葉たちは降りしきって
(いつのまにかにじむみたいにきえてくはかないもの)
いつの間にか滲むみたいに消えてく儚いもの
(あめのようなそのいちしずくだれかのむねにしみこんで)
雨のような その一雫 誰かの胸に染み込んで
(ふれたときにうまれるおもいのちいさいひとかけらはこんでいく)
触れた時に生まれる想いの小さいひとかけら 運んでいく
(はるかとおくひびくあまおとときをこえてひびくしおさい)
遥か遠く響く雨音 時を超えて響く潮騒
(ひとつひとつおもいをこめたことばたちがしずくになって)
一つ一つ想いを込めた言葉たちが雫になって
(おちるときにすいめんにうつったつきをゆらしたのは)
落ちるときに水面に映った月を揺らしたのは
(きっときっとそのあまつぶがときのかわをながれてきて)
きっと きっと その雨粒が 時の川を流れてきて
(いまはここにいるわたしともういちどであうためのやくそくでしょう)
今はここにいる私ともう一度出会うための 約束でしょう