Ours

(ながいゆめをみてたみたい)

長い夢を見てたみたい？

(なにもないたいくつなひびだった)

何もない退屈な日々だった？

(うごきだしたときが　なつがわすれないでとひかった)

動き出した時が、夏が「忘れないで」と光った

(きっとかわらずただそこにあるものだ)

きっと変わらずただそこにあるものだ

(かわってしまったのはぼくたちだ)

変わってしまったのは僕たちだ

(だからこそいまたいせつなものが)

だからこそ今大切なものが

(もういちどいとおしくおもえたのなら)

もう一度愛おしく思えたのなら

(ここからはじめたらいいさ　なんどでも)

ここから始めたらいいさ 何度でも

(だってぼくらじんせいいっかいめ)

だって僕ら人生一回目

(みうしなってまちがっておれたって)

見失って間違って折れたって

(またなつはめぐってきたんだから)

また夏は巡ってきたんだから

(あのひなくしたにちじょうは)

あの日失くした日常は

(うもれていたゆめはどんなだった)

埋もれていた夢はどんなだった？

(うごきだしそうなんだ　そのなをよばれるのをまってる)

動き出しそうなんだ その名を呼ばれるのを待ってる

(きっとかわらずただそこにあったはずだ)

きっと変わらずただそこにあったはずだ

(かわってしまったのはぼくたちだ)

変わってしまったのは僕たちだ

(だからこそなにげないこのいまが)

だからこそ何気ないこの今が

(ぼくをつくってるってきづいたから)

僕を作ってるって気づいたから

(いまさらはじめてもいいかなぼくも)

今更始めてもいいかな？僕も

(だってぼくらじんせいいっかいで)

だって僕ら人生一回で

(やりのこさぬようおもいのこさぬよう)

やり残さぬよう思い残さぬよう

(ぜんぶつかいきってみたいから)

全部使い切ってみたいから

(みらいなんてどんなでもいいけど)

未来なんてどんなでもいいけど

(そこでぼくはむねをはっていたい)

そこで僕は胸を張っていたい

(しっぱいしてもさんざんでもみむきもしなくても)

失敗しても散々でも誰も見向きもしなくても

(きのうまでのじぶんがだいきらいだとしても)

昨日までの自分が大嫌いだとしても

(そんなのはしらんかお　なつのせいにしてほら)

そんなのは知らん顔 夏のせいにしてほら

(いこう　いこう)

行こう 行こう

(おもいどおりにいかないことばっかりだ)

思い通りにいかないことばっかりだ

(だってぼくらじんせいいっかいめ)

だって僕ら人生一回目

(なくしてこまるものなんてなかったよな)

失くして困るものなんてなかったよな

(ここからはじめたらいいさなんどでも)

ここから始めたらいいさ何度でも

(だってぼくらじんせいいっかいで)

だって僕ら人生一回で

(やりのこさぬようおもいのこさぬよう)

やり残さぬよう思い残さぬよう

(ぜんぶつかいきってみたいから)

全部使い切ってみたいから

(ぼくらのじかんだから)

僕らの時間だから

(だってこれはそう　ぼくらのなつだから)

だってこれはそう 僕らの夏だから