罪(ハイド)

(どすぐろいよる)

ドス黒い夜

(せまるときくらやみがおおぞらをおかす)

迫る時　暗闇が大空を冒す

(たかなるこどう)

高鳴る鼓動

(さわぐときねぇどんなあやまちをおかそう)

騒ぐ時　ねぇ…どんな過ちを犯そう…

(からむかげとかげまじるいきといき)

絡む影と影　混じる息と息

(むすぶいとといとすなおにふしだらに)

結ぶ糸と糸　素直にふしだらに

(もえるねつとねつくるうよくとよく)

燃える熱と熱　狂う欲と欲

(まっさかさまにおぼれよう)

真っ逆様に溺れよう…

(なもないほしくずせいざになれるなら)

名もない星屑　星座になれるなら

(りゅうせいになってじきるをうばいたい)

流星になって　密(ジキル)を奪いたい

(はいどだっていい)

罪(ハイド)だっていい

(おまえだけあいしたい)

お前だけ愛したい

(おくまでもっとふかく)

奥までもっと深く…

(はいどだっていい)

罪(ハイド)だっていい

(さああくまでだきたい)

さあ飽く迄抱きたい

(おれだけをあいしてくれ)

俺だけを愛してくれ

(あんてんしてくよるのせかい)

暗転してく　夜の世界

(まるでぶたいがはじまるしゅんかんさ)

まるで舞台が始まる瞬間さ…

(おれたちはいまなにをつづろう)

俺達は今　何を綴ろう

(さああらたなるまくをあけよう)

さあ新たなる幕を開けよう

(おどるゆびとゆびうたうこえとこえ)

踊る指と指　謡う声と声

(ひびくじょうとじょうみだれてまじわって)

響く情と情　乱れて交わって

(ぬれたあせとあせちぎるさやとさや)

濡れた汗と汗　契る宿命と宿命

(かいかんによいつぶれよう)

快感に酔い潰れよう…

(どんなにかけてもかがやけるみかづき)

どんなに欠けても　輝ける三日月

(なんどくちてもおまえをはなさない)

何度朽ちても　お前を離さない

(はいどはじきるあいはいきるばつなら)

罪(ハイド)は蜜(ジキル)　愛は生きる罰なら

(しぬまでずっとあまく)

死ぬまでずっと甘く…

(はいどはじきるどんなけいでもくれよ)

罪(ハイド)は蜜(ジキル)　どんな刑でもくれよ

(えいえんにひとつになれ)

永遠にひとつになれ

(このおもいのさきがじごくだろうとならくだろうと)

(この想いの先が地獄だろうと奈落だろうと )

(おまえがいればそれでいい)

(お前がいればそれでいい)

(だからたのしませてくれよ)

(だから楽しませてくれよ)

(したいことがあるならおもうぞんぶん、いってごらん)

(したいことがあるなら思う存分、言ってごらん)

(はいどだっていいおまえだけあいしたい)

罪(ハイド)だっていい　お前だけ愛したい

(おくまでふかくつらぬいてやろうか)

奥まで深く貫いてやろうか

(はいどだっていいさああくまでだきたい)

罪(ハイド)だっていい　さあ飽く迄抱きたい

(おれだけをあいしてくれ)

俺だけを愛してくれ