ひとはおばけになる
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歌詞(問題文)
(だれもがみなきづかないようなふりして)
誰もが皆気づかないようなフリして
(きれいなものかかえてたたずむおばけだ)
きれいなもの抱えて佇むおばけだ
(ひろくなったいつものまちあいしつで)
広くなったいつもの待合室で
(おびえているわたしはもうじききえるでしょう)
怯えている私はもうじき消えるでしょう
(はいにまみれた どろどろのかべを)
灰に塗れた ドロドロの壁を
(たどっていくことでしか)
辿っていく事でしか
(しょうめいができない)
証明ができない
(まよいまよったきらいのさきは)
迷い迷った 「嫌い」の先は
(いたいほどのことばのうみだ)
痛いほどの言葉の海だ
(せんのうしょうそうきりにふれるひびは)
洗脳 焦燥 霧に触れる日々は
(みたこともないようなあいぼりーあさましい)
見た事もないような アイボリー 淺ましい
(よるがきたらけいてきをならせよ)
夜が来たら 警笛を鳴らせよ
(かいていににげこむたいしゅうをよそに)
海底に逃げ込む 大衆を余所に
(もはんかいとうくちをつぐむほうかはん)
模範解答 口を噤む放火犯
(みとめることなどできないはいぼくだ)
認める事などできない敗北だ
(きりきざんだつみはのどもとへとさしかかる)
切り刻んだ罪は 喉元へと差し掛かる
(ちゅうにうかぶききかんやけただれたがいろじゅ)
宙に浮かぶ危機感 焼け爛れた街路樹
(あくいのさばくきっとこれはゆめだ)
悪意の砂漠 きっとこれは夢だ
(わたしだけがこのばしょで)
私だけがこの場所で
(いきばをさがしてる)
行き場を探してる
(まちにすくっていきつくさきは)
街に巣食って 行き着く先は
(まじわりあうふくろうのはかば)
交わりあう梟の墓場
(あいのおうらいしじょうのかいらくさ)
哀の往来 至上の快楽さ
(りんりかんのひつぎに とびこむがいちゅう)
倫理観の棺に 飛び込む害虫
(ささげなさいためこんだゆうきを)
捧げなさい 溜め込んだ勇気を
(ほうしゃするおごりをいますぐてばなせ)
放射する驕りを 今直ぐ手放せ
(いきのこったむのうと)
生き残った無能と
(それにむらがるからすと)
それに群がる烏と
(わきあがるむじょう)
湧き上がる無常
(ひよったみたい)
日和ったみたい
(えだわかれしためいろに)
枝分かれした迷路に
(ひとりでまどうかんかく)
一人で惑う感覚
(くらくをわけあういたずら)
苦楽を分け合う悪戯
(がらすばりのへいわと)
硝子張りの平和と
(めがつぶれたみなしごと)
目が潰れた孤児と
(ひばなちるそらはうつくしくて)
火花散る空は美しくて
(まだわたしがにくいなら)
まだ私が憎いなら
(わたしをゆるせないなら)
私を許せないなら
(はげしくいたむようころして)
激しく痛むよう殺して
(せんのうしょうそうきりにふれるひびは)
洗脳 焦燥 霧に触れる日々は
(みたこともないような あいぼりー あさましい)
見た事もないような アイボリー 淺ましい
(よるがきたらけいてきをならせよ)
夜が来たら 警笛を鳴らせよ
(かいていににげこむあくりょうになりさがる)
海底に逃げ込む 悪霊に成り下がる
(あいのおうらいしじょうのかいらくさ)
哀の往来 至上の快楽さ
(りんりかんのひつぎにとびこむがいちゅう)
倫理観の棺に 飛び込む害虫
(ささげなさいためこんだゆうきを)
捧げなさい 溜め込んだ勇気を
(ほうしゃするおごりをいますぐてばなせ)
放射する驕りを 今直ぐ手放せ