飛行機

(きづかないところなのこうゆうものって)

気付かない所なのこうゆうものって

(「きみはきみらしくいて　わすれないで」)

「君は君らしくいて　忘れないで」

(なにがどうしたの？ちいさなひは)

何がどうしたの？小さな灯は

(おともなくこえもあげずきえてった)

音もなく声も上げず消えてった

(あなたもあたしもすこしずつおとなになって)

あなたもあたしも少しずつ大人になって

(おなじみちをたどっているとひとりおもいこんでた)

同じ道を辿っていると一人思い込んでた

(あおいそらまっしろなつるがまう)

青い空真っ白な鶴が舞う

(それはただまぶしくてこころをさす)

それはただ眩しくて心を刺す

(おいてきぼりひたすらわからなくて)

おいてきぼりひたすら解らなくて

(きがつくのがいつもおそいんだ)

気が付くのがいつも遅いんだ

(あたしがここにいるあかしはあなたにあったのに)

あたしがここにいる証はあなたにあったのに

(いかないで)

行かないで

(あたらしくささったとげはぬけなくて)

新しく刺さったトゲは抜けなくて

(あかくっていたくってこわかった)

赤くって痛くって怖かった

(「できない」でかたずけたまいにちと)

「出来ない」で片ずけた毎日と

(こうかんにたいせつなものなくしてった)

交換に大切なもの失くしてった

(あたしのあるいたみちにははながやどってたのに)

あたしの歩いた道には花が宿ってたのに

(こえもあいもそそがずからしたのはあたし)

声も愛も注がず枯らしたのはあたし

(めのまえがみえなくなったならば)

目の前が見えなくなったならば

(おもいきってめをとじればいい)

思い切って目を閉じればいい

(まわりにさとられないようにだまって)

周りに悟られない様に黙って

(じぶんをしんじてあげればいい)

自分を信じてあげればいい

(あなたはいつもあたしにわらっておしえてくれたのに)

あなたはいつもあたしに笑って教えてくれたのに

(いかないで)

行かないで

(あおいそらまっしろなつるがまう)

青い空真っ白な鶴が舞う

(それはただまぶしくてこころをさす)

それはただ眩しくて心を刺す

(おいてきぼりひたすらわからなくて)

置いてきぼりひたすら解らなくて

(きがつくのがいつもおそいんだ)

気が付くのがいつも遅いんだ

(あたしがここにいるあかしはあなたにあったのに)

あたしがここにいる証はあなたにあったのに

(いかないで)

行かないで