angel fall

(きえないゆうきをうけとったよ)

消えない勇気を受け取ったよ

(おくびょうなあなたからたしかに)

臆病なあなたから　確かに

(ねつでやすんだねむりのすきまに)

熱で休んだ　眠りの隙間に

(ぎんいろをまとういちわのことり)

銀色を纏う　一羽の小鳥

(おいかけたけどちかづけないから)

追いかけたけど　近付けないから

(みみにてをあててただきいていた)

耳に手を当てて　ただ聞いていた

(ことばよりこえをこえよりうたを)

言葉より声を　声より唄を

(うたからこころをこころのことばを)

唄から心を　心の言葉を

(ことりはとんだあそぶようにとんだ)

小鳥は飛んだ　遊ぶように飛んだ

(あらゆるえがおとなみだのうえを)

あらゆる笑顔と　涙の上を

(すっかりせかいがかわっていくさまを)

すっかり世界が　変わっていく様を

(むちゅうになってずっとみていた)

夢中になって　ずっと見ていた

(ことばよりこえをこえよりうたを)

言葉より声を　声より唄を

(うたからこころをこころのことばを)

唄から心を　心の言葉を

(ほしよりひかりひかりをねがい)

星より光り　光を願い

(いのるようにおどるいまはないほしを)

祈るように踊る　今は無い星を

(ああどうかいかないで)

ああ　どうか行かないで

(いつまでもなくならないでいて)

いつまでもなくならないでいて

(あなたがどこかでわらったと)

あなたがどこかで笑ったと

(おもうだけでうちゅうがわらった)

思うだけで宇宙が笑った

(それからしったよあなたのたたかい)

それから知ったよ　あなたの戦い

(おびえたよるでさえせんじょうにいた)

怯えた夜でさえ　戦場にいた

(かがやきにうもれみえなかったきずの)

輝きに埋もれ　見えなかった傷の

(いみすらだれにもわからなかった)

意味すら誰にも　解らなかった

(だまされてないた)

騙されて泣いた

(ばかにされてないた)

馬鹿にされて泣いた

(つかわれてないた)

使われて泣いた

(あいされたかった)

愛されたかった

(えいこうのなかでちじょくにまみれて)

栄光の中で　恥辱にまみれて

(なんどもこわされてきえたことりの)

何度も壊されて　消えた小鳥の

(きえないゆうきをうけとったよ)

消えない勇気を受け取ったよ

(すくわれたぼくのてにたしかに)

救われた僕の手に　確かに

(ことばよりこえをこえよりうたを)

言葉より声を　声より唄を

(うたからこころをこころのことばを)

唄から心を　心の言葉を

(ほしよりひかりひかりをねがい)

星より光り　光を願い

(いのるようにおどるいまはないほしを)

祈るように踊る　今は無い星を

(あなたにこえをこえよりうたを)

あなたに声を　声より唄を

(うたからこころをこころにあなたを)

唄から心を　心にあなたを

(ひとりへったみらいを)

一人減った未来を

(ひとりおおかったかこを)

一人多かった過去を

(だきしめたむねにいまもあるほしを)

抱きしめた胸に　今もある星を

(きえないゆうきをうけとったよ)

消えない勇気を受け取ったよ

(おくびょうなあなたからたしかに)

臆病なあなたから　確かに