泣いとけば良かった

(こわれてしまうよ)

壊れてしまうよ

(このちいさなぼくのはねじゃ)

この小さな僕の羽根じゃ

(とびきれないから)

飛び切れないから

(ないとけばよかったねと)

「泣いとけば良かったね」と

(くうふくのへやでぽつりぽつりと)

空腹の部屋でポツリポツリと

(きみにはみせないで)

君には見せないで

(わらっていたいから)

笑っていたいから

(きょうなぜだかくるしいの)

今日、何故だか苦しいの

(なみだあふれてしまいそうだ)

涙溢れてしまいそうだ

(まなつのよるに)

真夏の夜に

(もぅどうすればよかったの)

もぅ、どうすれば良かったの？

(あるきかたはいまもわからないまま)

歩き方は今も分からないまま

(きみのもとへ)

君の元へ

(おままごとさ)

おままごとさ

(なまえをよんでください)

名前を呼んでください

(しょうらいはみなくていい)

将来は見なくて良い

(さよなら)

サヨナラ

(いつまでも)

いつまでも

(しあわせでいられるように)

幸せでいられるように

(みられないところで)

見られないところで

(ねがっているから)

願っているから

(ないとけばよかったねと)

「泣いとけば良かったね」と

(あめがふりだしてぽつりぽつりと)

雨が降り出してポツリポツリと

(ごまかしてしまうの)

誤魔化してしまうの

(きみににたんだよ)

君に似たんだよ

(さよなら)

サヨナラ

(いつまでも)

いつまでも

(しあわせでいられますように)

幸せでいられます様に

(さよなら)

サヨナラ

(いつまでも)

いつまでも

(へいぼんでとくべつなんかじゃない)

平凡で特別なんかじゃ無い

(ぼくをたまにはおもいだして)

僕をたまには思い出して

(さよなら)

サヨナラ

(いつまでも)

いつまでも

(しあわせでいられますように)

幸せでいられます様に