Documentary film

(きょうはなにもなかった)

今日は何も無かった

(とくべつなことはなにも)

特別なことは何も

(いつもとおなじみちをとおって)

いつもと同じ道を通って

(おなじどあをあけて)

同じドアを開けて

(きのうはすこしわらった)

昨日は少し笑った

(そのあとでさびしくなった)

その後で寂しくなった

(きみのえがおにあといくつあえるだろう)

君の笑顔にあと幾つ逢えるだろう

(そんなことふとおもって)

そんなことふと思って

(だれのめにもふれないどきゅめんたりーふぃるむを)

誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを

(きょうもひとりまわしつづける)

今日も独り回し続ける

(そこにあるひかりのまま)

そこにある光のまま

(きっとかくしきれない)

きっと隠しきれない

(ぼくのこころをうつすだろう)

僕の心を映すだろう

(きみがわらうと)

君が笑うと

(なきそうなぼくを)

泣きそうな僕を

(きぼうやゆめをうたった)

希望や夢を歌った

(ｂｇｍなんてなくても)

BGMなんてなくても

(しあわせがかすかにきこえてくるから)

幸せが微かに聞こえてくるから

(そっとみみをすましてみる)

そっと耳をすましてみる

(あるときはかなしみが)

ある時は悲しみが

(おおくのものをうばいさっても)

多くのものを奪い去っても

(つぎのしーんをわらってむかえるための)

次のシーンを笑って迎えるための

(えんしゅつだっておもえばいい)

演出だって思えばいい

(かれたはなびらがてーぶるをよごして)

枯れた花びらがテーブルを汚して

(あらゆるものに「おわり」があることを)

あらゆるものに「終わり」があることを

(りあるにきりとってしまうけれど)

リアルに切り取ってしまうけれど

(そこにまぎれもないいのちがやどってるから)

そこに紛れもない命が宿ってるから

(きみとみていた)

君と見ていた

(いとおしいいのちがａｈ)

愛おしい命がah

(だれのめにもふれないどきゅめんたりーふぃるむを)

誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを

(きょうもひとりまわしつづける)

今日も独り回し続ける

(きみのえがおをつなぎながら)

君の笑顔を繋ぎながら

(きっとかくしきれないぼくのこころをうつすだろう)

きっと隠しきれない僕の心を映すだろう

(きみがわらうと)

君が笑うと

(いとおしくてなきそうなぼくを)

愛おしくて泣きそうな僕を