Farewell Song

(このかたむきかけたうみのはて)

この傾きかけた海の果て

(たったひとり　ひざをかかえまどろむ)

たった独り　膝を抱え微睡む

(きずつけられたつきは　ｓｏ，ｄａｙｄｒｅａｍ)

疵付けられた月は　So,DayDream

(ひとくいびつで)

酷く不均一で

(おもわず、ひきつぶしたーー。)

思わず、轢き潰したーー。

(いきることは、みちひくこと、)

生きることは、満ち引くこと、

(でも、ただかけていく、むしんで)

でも、ただ欠落けていく、無心で

(ごめんね、)

ごめんね、

(ひとくあいまいなことばばかり、)

酷く曖昧な言葉ばかり、

(のこしたね)

遺したね

(「・・・・・・さよなら」)

「……さよなら」

(まよわず、なきはじめたきりさめたち)

迷わず、泣きはじめた霧雨たち

(やさしく、せかいのとびらをとざす)

優しく、世界の扉を閉ざす

(てをのばし)

手を伸ばし

(ふれたものがここちよくて)

触れた悲鳴が心地よくて

(なんども、このむをさすよ)

何度も、この胸を刺すよ

(ねえ、きえて・・・・・・)

ねえ、消えて……

(きえて・・・・・・きえて・・・・・・)

消えて……消えて……

(うしなわれてたこえに　ｒｅｍｅｍｂｅｒｙｏｕ)

失われてた声に　RememberYou

(かぜにいのれば　おもいは、とどくかな？)

風に祈れば　想いは、届くかな？

(おぼれていく、あかいかわに)

溺れていく、紅い河に

(いきすら)

呼吸すら

(もどかしくてさ、ｃｌｏｓｅ　ｙｏｕｒ　ｅｙｅｓ)

もどかしくてさ、Close your eyes

(ふたりの　あまいくちづけは、)

ふたりの　甘い接物は、

(さびたかおり　ひろがって)

錆びた香り　広がって

(「・・・・・・もう、はなさないから」)

「……もう、離さないから」

(むすうに、にじんだのはうたかたのひ、)

無数に、滲んだのは泡沫の日、

(とおのく、きおくになつけた　ｆｏｒ　ｙｏｕ)

遠のく、記憶に名付けた For You

(なぜだろう、なみだだけがあふれていく)

何故だろう、涙だけが溢れていく

(あなたに、ささげるよ　ｆａｒｅｗｅｌｌ　ｓｏｎｇ)

貴女に、捧げるよ Farewell Song

(ねえ、きえて・・・・・・)

ねえ、消えて……

(きえて・・・・・・きえて・・・・・・)

消えて……消えて……

(「たとえばこんなことをかんがえてた、)

「例えばこんなことを考えてた、

(このちにしばられないせかいがあるかな　なんて)

この血に縛られない世界があるかな　なんて

(でもあんたのそばにいたときは、)

でもアンタの側(にいた時は、

(すべてをわすれられた、ほんとうだ」)

全てを忘れられた、本当だ」

(「・・・・・・あいしてた」)

「……愛してた」

(まよわず、なきはじめたきりさめたち)

迷わず、泣きはじめた霧雨たち

(やさしく、せかいのとびらをとざす)

優しく、世界の扉を閉ざす

(てをのばし)

手を伸ばし

(ふれたものがここちよくて)

触れた悲鳴が心地よくて

(なんども、このむねをさすよ　ねえ)

何度も、この胸を刺すよ　ねえ

(むすうに、にじんだのはうたかたのひ、)

無数に、滲んだのは泡沫の日、

(とおのく、きおくになつけた　ｆｏｒ　ｙｏｕ)

遠のく、記憶に名付けた For You

(なぜだろう、なみだだけがあふれていく)

何故だろう、涙だけが溢れていく

(あなたに、ささげるよ　ｆａｒｅｗｅｌｌ　ｓｏｎｇ)

貴女に、捧げるよ Farewell Song

(ねえ、きえて・・・・・・)

ねえ、消えて……

(きえて・・・・・・きえて・・・・・・)

消えて……消えて……