僕らの最終戦争

(さくごのしんわと)

錯誤の神話と

(こうかいのれきしと)

後悔の歴史と

(ぼくらのいさかい)

僕らの諍い

(さもさもありなん)

然も然もありなん

(わすれたしんわとまなばぬれきしは)

忘れた神話と学ばぬ歴史は

(ししてなおもぼくらかいならして)

死してなおも僕ら飼いならして

(たいくつなほうかごへ)

退屈な放課後へ

(そっとまよいこんだ)

そっと迷い込んだ！

(だっておまえがさいしょにいったじゃん)

だってお前が最初に言ったじゃん

(それにちょっといいかえしただけだし)

それにちょっと言い返しただけだし

(べつにそんなことおもってないけど)

別にそんなこと思ってないけど？

(もうええわ)

もうええわ

(やいやいやいやいやいてんねー)

やいやいやいやい妬いてんねー

(ぶうぶうぶうぶうないてんねー)

ぶうぶうぶうぶう鳴いてんねー

(いらいらいらいらめいていして)

いらいらいらいら酩酊して

(われらえいせいけんたいき)

我ら永世倦怠期

(じりじりじりじりていたいして)

ジリジリジリジリ停滞して

(ぐらぐらぐらぐらどうようして)

グラグラグラグラ動揺して

(だらだらだらだらえんちょうして)

ダラダラダラダラ延長して

(まだきみのすべてをしらない)

まだ君の全てを知らない

(やがてぼくらきっとぼくらきっと)

やがて僕らきっと僕らきっと

(やぼなはめつをまっている)

野暮な破滅を待っている

(おわりないじごくはこりごりさ)

終わりない地獄は懲り懲りさ！

(これがさいごかもしれない)

これが最後かもしれない

(なんてね)

なんてね

(さくごのしんわと)

錯誤の神話と

(こうかいのれきしと)

後悔の歴史と

(ぼくらのいさかい)

僕らの諍い

(さもさもありなん)

然も然もありなん

(みくびったしんわとまだみぬれきしは)

見くびった神話とまだ見ぬ歴史は

(ゆくりなくおもいあたって)

ゆくりなく思い当たって

(そうだいなほうかごへ)

壮大な放課後へ

(そっとしのびこんだ)

そっと忍び込んだ！

(だっておまえがさいしょにいったじゃん)

だってお前が最初に言ったじゃん

(だからちょっとしんじてみたのに)

だから　ちょっと信じてみたのに

(べつにそんなことおもってないけど)

別にそんなこと思ってないけど？

(とか)

とか…

(やいやいやいやいやいてんねー)

やいやいやいやい妬いてんねー

(ぶうぶうぶうぶうないてんねー)

ぶうぶうぶうぶう鳴いてんねー

(いらいらいらいらめいていして)

いらいらいらいら酩酊して

(われらえいせいけんたいき)

我ら永世倦怠期

(ぎりぎりぎりぎりきんちょうして)

ギリギリギリギリ緊張して

(ふらふらふらふらめいそうして)

フラフラフラフラ迷走して

(ばらばらばらばらほうかいして)

バラバラバラバラ崩壊して

(まだきみがだれかもしらない)

まだ君が誰かも知らない

(やがてぼくらきっとぼくらきっと)

やがて僕らきっと僕らきっと

(やぶなりそうをまっている)

ヤブな理想を待っている

(おわりないじごくをくりかえせ)

終わりない地獄を繰り返せ！

(これがさいごかもしれない)

これが最後かもしれない

(なんてね)

なんてね

(ああきみがどっかへと)

ああ、君がどっかへと

(とんでいきませんように)

飛んでいきませんように

(ああきみにいつか)

ああ、君にいつか

(ほんとうをはなせますように)

本当を話せますように

(ああこのせんそうが)

ああ、この戦争が

(ずっとつづきますように)

ずっと続きますように

(ああこのせんそうが)

ああ、この戦争が

(はやくおわりますように)

はやく終わりますように…

(ぼくはなんどもきみをためしたし)

僕は何度も君を試したし

(きみはなんどもぼくをためしたね)

君は何度も僕を試したね？

(だからさいごにきみをためすのさ)

だから最後に君を試すのさ

(きみはさいごにぼくをためすのかい)

君は最後に僕を試すのかい？

(さくごのしんわと)

錯誤の神話と

(こうかいのれきしと)

後悔の歴史と

(ぼくらのいさかい)

僕らの諍い

(さもさもありなん)

然も然もありなん

(やいやいやいやいやいてんねー)

やいやいやいやい妬いてんねー

(ぶうぶうぶうぶうないてんねー)

ぶうぶうぶうぶう泣いてんねー

(いらいらいらいらめいていして)

いらいらいらいら酩酊して

(われらえいせいけんたいき)

我ら永世倦怠期

(じりじりじりじりていたいして)

ジリジリジリジリ停滞して

(ぐらぐらぐらぐらどうようして)

グラグラグラグラ動揺して

(だらだらだらだらえんちょうして)

ダラダラダラダラ延長して

(ぼくらのさいしゅうせんそう)

僕らの最終戦争

(だけどぼくはきっとぼくはきっと)

だけど僕はきっと僕はきっと

(きみのじばくをまっていた)

君の自爆を待っていた

(これがさいごかもしれない)

これが最後かもしれない

(おわりないじごくにさよならを)

終わりない地獄にさよならを！

(なんてね)

なんてね