君を想う

(わらいばなしのそのあとでまじめなかおみせても)

笑い話の その後で 真面目な顔見せても

(どうせきみはきづきもせず)

どうせ君は 気付きもせず

(またいつもどおりにわらう)

また いつも通りに笑う

(なんでもはなせるそれなのに)

何でも話せるそれなのに

(なにもはなせてないきがする)

何も話せてない 気がする

(きみのとくべつになりたいといちど)

君の特別になりたいと 一度

(ねがってしまえばもどれない)

願ってしまえば 戻れない

(かなわないこいでもこわれないように)

叶わない恋でも 壊れないように

(ただこころをこころをかくしていた)

ただ 心を 心を 隠していた

(あふれるおもいがことばにならずに)

溢れる想いが 言葉にならずに

(このむねのなかでまだもがいている)

この胸の中で まだ もがいている

(いたくなるほどつよくきみをおもう)

痛くなるほど強く 君を想う

(こえがききたくなるよるを)

声が聞きたくなる夜を

(むりやりおさえつけて)

無理矢理押さえつけて

(きょうもぼくはへいきなふり)

今日も僕は平気なふり

(またあさいねむりにつくだけ)

また 浅い眠りにつくだけ

(ちかづけばちかづいたぶんだけ)

近付けば 近付いた分だけ

(とおくはなれてしまうきがする)

遠く離れてしまう気がする

(たちどまったままじゃおわれないだけど)

立ち止まったままじゃ終われない だけど

(かわることにおびえていた)

変わる事に怯えていた

(つたえたいおもいはつたえられないまま)

伝えたい想いは 伝えられないまま

(まだこころのこころのおくにあるよ)

まだ心の 心の 奥にあるよ

(からまりもつれたかたおもいだけが)

絡まりもつれた 片想いだけが

(このむねのなかでまだとまどってる)

この胸の中で まだ戸惑ってる

(くずれるほどくるしくきみをおもう)

崩れるほど 苦しく 君を想う

(このままそれはしあわせで)

このまま それは幸せで

(いつまでもなくしたくないもの)

いつまでも 失くしたくないもの

(でもせつないかんじょうだけがからだをはなれない)

でも切ない感情だけが 身体を離れない

(いまさらおそすぎるのかなねえ)

今更 遅すぎるのかな ねえ

(すきだとひとことつたえてしまえば)

『好き』だと一言 伝えてしまえば

(もうここにはここにはかえれないから)

もう此処には 此処には 帰れないから

(えらんだみらいがこたえになること)

選んだ未来が 答えになること

(わかってるはずなのにうごけないまま)

わかってるはずなのに 動けないまま

(かなわないこいでもこわれないように)

叶わない恋でも 壊れないように

(ただこころをこころをかくしていた)

ただ心を 心を 隠していた

(あふれるおもいがことばにならずに)

溢れる想いが 言葉にならずに

(このむねのなかでまだもがいている)

この胸の中で まだ もがいている

(いたくなるほどつよくきみをおもう)

痛くなるほど 強く 君を想う