コンプリケイション

(なきだしそうなかおでうれうひくいそら)

泣きだしそうな表情（かお）で憂う低い空

(することもなくときをけずる)

する事もなく時間（とき）を削る

(はきだすばのないおもいをのみこんで)

吐き出す場のない思いを飲み込んで

(いらだちまじりのつばをはく)

苛立ち混じりの唾を吐く

(なにもかもがこわれそうなふあんだいてあすにおびえ)

何もかもが　壊れそうな　不安抱いて明日に怯え

(あさってばっかみてたってこたえはでないことだってわかってる)

明後日ばっか見てたって　答えは出ないことだってわかってる

(かぎりなくひろがるまっしろなあしたになにをえがく)

限りなく広がる真っ白な明日に何を描く

(げんじつがそめゆくまっくらなあしたになにをえがく)

現実が染めゆく真っ暗な明日に何を描く

(もがきかがやく)

もがき輝く

(なやんでるじぶんがなんかださくて)

悩んでる自分がなんかダサくて

(じっとしてらんなくてばっくれ)

じっとしてらんなくてバックレ

(やりたいことそんなもんないぜ)

やりたい事そんなもんないぜ

(おくじょうでこっそりくわえるまいせん)

屋上でこっそり咥えるマイセン

(なんかたのしくねえきょうのさいぜ)

なんか楽しくねえ今日のサイゼ

(しんぱいそうなめでみてるまいめん)

心配そうな目で見てるマイメン

(「ないてないぜ」なんてはいて)

「泣いてないぜ」なんて吐いて

(つよがってみてもまじつらいぜ)

強がってみてもマジ辛いぜ

(かよいなれたうすぐらいどうろやっとのおもいかったｉｐｏｄ)

通いなれた薄暗い道路　やっとの思い買ったiPod

(うわべだけのうすっぺらいｒａｐなぜかおもいうすっぺらのｂａｇ)

上辺だけの薄っぺらいRAP　何故か重い薄っぺらのBAG

(やさしくあたたかいはずのばしょおもくるしくてあけはなつまど)

優しく暖かいはずの場所　重苦しくて開け放つ窓

(じゅうあつにおしつぶされそうでにげこんだいつものこうえん)

重圧に押し潰されそうで　逃げ込んだいつもの公園

(なにもかもがこわれそうなふあんだいてあすにおびえ)

何もかもが　壊れそうな　不安抱いて明日に怯え

(あさってばっかみてたってこたえはでないことだってわかってる)

明後日ばっか見てたって　答えは出ないことだってわかってる

(かぎりなくひろがるまっしろなあしたになにをえがく)

限りなく広がる　真っ白な明日に何を描く

(げんじつがそめゆくまっくらなあしたになにをえがく)

現実が染めゆく　真っ暗な明日に何を描く

(もがきかがやく)

もがき輝く

(かぎりあるわずかなときのなかへたくそなじぶんえがけ)

限りある僅かな時の中　ヘタクソな自分描け

(いまはまだそれでいい)

今はまだそれでいい

(かぎりなくひろがるまっしろなあしたになにをえがく)

限りなく広がる　真っ白な明日に何を描く

(げんじつがそめゆくまっくらなあしたになにをえがく)

現実が染めゆく　真っ暗な明日に何を描く

(もがきかがやく)

もがき輝く

(かぎりなくひろがるまっしろなあしたになにをえがく)

限りなく広がる　真っ白な明日に何を描く

(げんじつがそめゆくまっくらなあしたになにをえがく)

現実が染めゆく　真っ暗な明日に何を描く

(もがきかがやく)

もがき輝く