面影橋打
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歌詞(問題文)
(かわぞいにつづくみちはきょうもはなぐもりで)
川沿いに続く道は 今日も花曇りで
(きみがすきだったうたもおもいだしました)
君が好きだった歌も 思い出しました
(ぼんやりすごすひびで)
ぼんやり過ごす日々で
(きえてくかんしょうにこんなうたをつけたのでしょう)
消えてく感傷に こんな歌をつけたのでしょう
(ろじうらのきれまからこぼれたかげぼうしおいかけて)
路地裏の切れ間からこぼれた 影法師追いかけて
(くんぷうがあいずしてはなびらたちのおにごっこ)
薫風が合図して 花びらたちの鬼ごっこ
(ひるさがりとおりあめがつれてたはなびえに)
昼下がり 通り雨が連れてた花冷えに
(くたびれたふうていもきしむみちすがら)
草臥れた風体も 軋む道すがら
(ちいさなはしにつもったわかれのきおくに)
ちいさな橋に積もった 別れの記憶に
(こんななまえつけたのでしょう)
こんな名前 つけたのでしょう
(けいりんがなるたびに)
警鈴が 鳴るたびに
(ぼやけたとおいひのきおくかさね)
ぼやけた遠い日の記憶 重ね
(ゆうやみがくるまえに)
夕闇が くる前に
(ざんぞうもかぜがすべてふきとばしちまった)
残像も 風がすべて吹き飛ばしちまった
(ふらりふらりさまよって)
ふらりふらり 彷徨って
(ゆらりゆらりただよって)
ゆらりゆらり 漂って
(はるのゆめはさすらって)
春の夢は流離って
(どこへいった?)
何処へ行った?
(ふわりふわりまいちって)
ふわりふわり 舞い散って
(つなぎとめてまたちって)
つなぎとめて また散って
(かぜにきょうもうそついて)
風に今日も嘘ついて
(ただぼくはさるんだ)
ただ 僕は去るんだ
(あかくさびたうたが)
赫く錆びた歌が
(うそでにじむけしきが)
嘘で滲む景色が
(むりにつなぐことばが)
無理に繋ぐ言葉が
(とぎれるように)
途切れるように
(かおもこえもなまえも)
顔も声も名前も
(いそがしいひびにまぎれて)
忙しい日々に紛れて
(いつかみんなわすれてくのでしょうか?)
いつかみんな 忘れてくのでしょうか?
(あのひきたみちをひとりまたあるく)
あの日きた道を ひとり また 歩く
(このままきえてくなら)
このまま消えてくなら
(もうすこしだけまってはくれないか)
もう少しだけ待ってはくれないか
(なくしたきのうがいらなくなるまで)
なくした 昨日が いらなくなるまで
(かぜよないでて)
風よ 凪いでて
(ふらりふらりさまよって)
ふらりふらり 彷徨って
(ゆらりゆらりただよって)
ゆらりゆらり 漂って
(はるのゆめはさすらって)
春の夢は流離って
(どこへいった?)
何処へ行った?
(とおいはなびおいかけて)
遠い花火 追いかけて
(あかくきぎがいろづいて)
赤く木々が色づいて
(しろいいきにてかざして)
白い息に手かざして
(またはなはちるんだ)
また 花は散るんだ
(いつかまたあえるなんて)
いつかまた逢えるなんて
(きっとげんきでいるなんて)
きっと元気でいるなんて
(そんなざつなねがいを)
そんな雑な願いを
(みすかすように)
見透かすように
(かぜのくれたたよりで)
風のくれた便りで
(いろがあせたしゃしんで)
色が褪せた写真で
(とぎれたままのじかんはもどせますか?)
途切れたままの時間は戻せますか?
(さよならばかりのはるはまためぐる)
さよならばかりの春は また巡る
(かわぞいにつづくみちはきょうもはなぐもりで)
川沿いに続く道は 今日も花曇りで
(かたにぎたーせおったあのひのぼくらがいて)
肩にギター背負った あの日の僕らがいて