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(あのたいようをみてた)

あの太陽を見てた

(ふかくもえてる)

深く燃えてる

(みればむねのあたりがすこしもえてる)

見れば胸の辺りが少し燃えてる

(みちをゆくだれかがこえをあげた)

道を行く誰かが声を上げた

(「みろよ、へんなおとこ」とわらいながら)

「見ろよ、変な男」と笑いながら

(ゆびのさきでふれたかみがひとつついにもえた)

指の先で触れた紙が一つ遂に燃えた

(さぁいんかして　もやして　もやして　もやして　もやして　もやして)

さぁ引火して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして

(よろこびをあいして)

喜びを愛して

(さぁしょうかして　おどって　おどって　おどって　おどって　おどって　おどって)

さぁ昇華して 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って

(ほら、あつまるひとのかおがみえる)

ほら、集まる人の顔が見える

(おれのまいたほのおのいとをさがしてる)

俺の蒔いた炎の意図を探してる

(みろよ、へんなやつらだ)

見ろよ、変な奴らだ

(そんなにこえをあらげて)

そんなに声を荒げて

(たかがほのおひとつにねつをあげてる)

たかが炎一つに熱を上げてる

(もえろ　はやく　ひびくどせいのなかで)

燃えろ 早く 響く怒声の中で

(かみのたばよあかくさかって)

紙の束よ赤く盛って

(あぁめんどうくせぇ　さぁもやして　もやして　もやして　もやして　もやして)

あぁ面倒くせぇ さぁ燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして

(かなしみもあいして)

悲しみも愛して

(さぁほうかして　おどって　おどって　おどって　おどって　おどって　おどって)

さぁ放火して 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って

(ふれてけしてふれてけして)

触れて消して触れて消して

(ふれてむねのまどをあけて)

触れて胸の窓を開けて

(はやくもえてはいをみせて)

早く燃えて灰を見せて

(おくのおくにくすぶるたましいに)

奥の奥に燻ぶる魂に

(さぁいんかして　もやして　もやして　もやして　もやして　もやして)

さぁ引火して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして

(やけるほどあいして！)

妬けるほど愛して！

(さぁほうかして　もやして　もやして　もやして　もやして　もやして)

さぁ放火して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして

(あきるまであいして)

飽きるまで愛して

(さぁしょうひして　おどって　おどって　おどって　おどって　おどって　おどって)

さぁ消費して 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って

(さぁそうぞうして　もやして　もやして　もやして　もやして　もやして　もやして)

さぁ創造して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして