狆　く　し　ゃ

(ばうばうとまたどうどうと)

バウバウと、又堂々と

(ところかまわずにちらすほうこう)

処構わずに散らす咆哮

(さあどうぞかみついてみろ)

「さあ、どうぞ。噛みついてみろ

(おまえはいつでもあんだーどっぐ)

お前はいつでもアンダードッグ」

(このよはああむじょう)

この世はああ、無常

(しゃらなんとかのはなのいろ)

沙羅何とかの花の色

(いうてばかなんでもうわかんないんで)

いうて馬鹿なんで　もうわかんないんで

(おれなんてほこりとかないもんで)

俺なんて誇りとかないもんで

(どいつもああむじょう)

どいつもああ、無常

(さんずのかわおさきどうぞ)

三途の川、お先どうぞ

(いうてそうなんでよくとかないんで)

いうて僧なんで　欲とかないんで

(けおとしてまでみたしたくないんで)

蹴落としてまで満たしたくないんで

(にっぽんじんはばかね)

日本人（にっぽんじん）は馬鹿ね

(れこめんどされてるだけでかんがえちゃないね)

レコメンドされてるだけで考えちゃないね

(つぎはなにをするの)

次は何をするの？

(あごかいなきよう)

あ、誤解なきよう

(いまのはいみとかないんで)

今のは意味とかないんで

(ばうばうとまたどうどうと)

バウバウと、又堂々と

(ところかまわずにちらすほうこう)

処構わずに散らす咆哮

(さあどうぞかみついてみろおまえはいつでも)

「さあどうぞ、噛みついてみろ。おまえはいつでも

(おれだってないてくれるだれかのこ)

俺だって泣いてくれる誰かの子

(こんなすがたはみせられないよ)

こんな姿は見せられないよ

(げひんだなんだといわれようと)

下品だなんだと言われようと

(そういうおまえはひんせいがないけれど)

そういうお前は品性がないけれど？

(あしたくうめしがあればいいんで)

明日食う飯があればいいんで

(できるだけくるしまずいたいんで)

できるだけ苦しまずいたいんで

(だれにもめいわくかけないで)

誰にも迷惑かけないで

(かすみだけくうからほっといて)

霞だけ食うからほっといて

(おれなんてあいされちゃいないんで)

俺なんて愛されちゃいないんで

(だれかのやくにたちやしないんで)

誰かの役に立ちやしないんで

(うすっぺらいらぶそんぐはきらい)

薄っぺらいラブソングは嫌い？

(おれはだいすきだ)

俺は大好きだ

(あれよりはましってなれるし)

「あれよりはマシ、」ってなれるし

(あしたくうめしがあればいいんで)

明日食う飯があればいいんで

(できるだけくるしまずいたいんで)

できるだけ苦しまずいたいんで

(ああいつもできそこないといわれちゃとうぜん)

ああ、いつも出来損ないと言われちゃ当然

(できるだけみぐるしいあいしてるが)

できるだけ見苦しい「愛してる」が

(つたわらなくたっていいからさ)

伝わらなくたっていいからさ

(ぜんぶまけいぬのきゃんきゃんと)

全部負け犬のキャンキャンと

(わかっちゃいるがいわせてくれ)

分かっちゃいるが言わせてくれ

(ばうばうとまたどうどうと)

バウバウと、又堂々と

(ところかまわずにちらすほうこう)

処構わずに散らす咆哮

(さあどうぞかみついてみろおまえはいつでも)

「さあどうぞ、噛みついてみろ。お前はいつでも

(おれだってないてくれるだれかのこ)

俺だって泣いてくれる誰かの子

(ほうせきみたいなあなたのこ)

宝石みたいなあなたの子

(やさしいこえでいってよ)

優しい声で言ってよ

(おまえはいつかのだーくほーす)

「お前はいつかのダークホース」