恋情はエス
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歌詞(問題文)
(れんじょうはちゅうをまいかくしたばっかのどうこうをひろげていた、)
恋情は宙を舞い隠したばっかの瞳孔を拡げていた、
(じつじょうはしようもないできごとばっかのえいぞうにはあきていた、)
実情は仕様もない出来事ばっかの映像には飽きていた、
(こうじょうはそつとなくしあわせばっかのこうぞうでありたかった、)
恒常は卒となく幸せばっかの構造でありたかった、
(そうぞうはそうそうにふごうりばっかのげんそうにまみれていた。)
想像は早々に不合理ばっかの幻想に塗れていた。
(ぼくのめはつよくうるんでいる、)
僕の目は強く潤んでいる、
(あなたのてはとおくをさしひかる、)
あなたの手は遠くを指し光る、
(そのそんざいとどうり、)
その存在と道理、
(とおくとおくてはみえない、)
遠く遠くては見えない、
(なのにとおくはぼくをめざしひかる、)
なのに遠くは僕を目指し光る、
(あなたのてはてをさしかねている、)
あなたの手は手を指しかねている、
(それかけていく、)
逸れかけていく、
(どうしてあなたはぼくじゃないだろうに。)
どうしてあなたは僕じゃないだろうに。
(つっきって、)
突っ切って、
(ふっきって、)
吹っ切って、
(すきって、)
好きって、
(ただれる。)
爛れる。
(ぬぐって、)
拭って、
(すぐって、)
直ぐって、
(そうぞうしないで、)
想像しないで、
(えずく。)
嘔吐く。
(あぁ、くさりきったぼくのけいじょう、)
あぁ、腐りきった僕の経常、
(なめくさったぼくのせいじょうに、)
舐め腐った僕の正常に、
(からまってふったとうのかんじょうは、「すき」いがいでなんていうのだろう。)
絡まって降った当の感情は、「好き」以外でなんていうのだろう。
(れんじょうはちゅうをまいすくんでばっかのそくていをゆらしていた、)
恋情は宙を舞い竦んでばっかの足底を揺らしていた、
(こうどうはそつとなくしあわせばっかのせいかつにつづいていた、)
行動は卒となく幸せばっかの生活に続いていた、
(じっさいつごうのいいかりどめばっかのそうていとはあっていた。)
実際都合の良い仮止めばっかの想定とは合っていた。
(そうぞうがそうそうにふりだすみたいなげんじつにあきれていた。)
想像が早々に降り出すみたいな現実に呆れていた。
(とおくのほうであなたがよぶ、)
遠くの方であなたが呼ぶ、
(あなたのてはいまだによくひかる、)
あなたの手は未だによく光る、
(そのそんざいはとうにとおくのものではなくなる、なのにぼくはまだひびをしにしてる、)
その存在はとうに遠くの物では無くなる、なのに僕はまだ日々を詩にしてる、
(あなたのめにひがさしこんでいる、)
あなたの眼に陽が差し込んでいる、
(ほんとうはどうだっていいんだ、)
本当はどうだっていいんだ、
(どうしてぜんぶがうそにみえるのかは。)
どうして全部が嘘に見えるのかは。
(かんぐって、)
勘ぐって、
(はかって、)
謀って、
(かんせいしないでおわる。)
完成しないで終わる。
(なぐって、)
殴って、
(そしって、)
謗って、
(こんとうしないでいれる。)
昏倒しないで居れる。
(あいせないはぼくのたいど。)
愛せないは僕の態度。
(ふごうりをゆびさすたいど。)
不合理を指さす態度。
(「だれだっていいんだ、だってほんとうはーー」)
「誰だっていいんだ、だって本当はーー」
(ららら)
ららら
(つっきって、)
突っ切って、
(ふっきって、)
吹っ切って、
(すきって、)
好きって、
(ただれる。)
爛れる。
(ぬぐって、)
拭って、
(すぐって、)
直ぐって、
(そうぞうしないで、)
想像しないで、
(えずく。)
嘔吐く。
(あぁ、くさりきったぼくのけいじょう、)
あぁ、腐りきった僕の経常、
(なめくさったぼくのせいじょうに、)
舐め腐った僕の正常に、
(からまってふったとうのかんじょうはなんだろうな。)
絡まって降った当の感情は何だろうな。
(つっぱって、)
突っ張って、
(ちぎって、)
千切って、
(そっこうせいでおちる。)
即効性で落ちる。
(くさって、)
腐って、
(でもって、)
でもって、
(そんぼうしだいでえずく。)
存亡次第で嘔吐く。
(それだけがふつうのたいど。)
それだけが普通の態度。
(にごりをのみくだすたいど。)
濁りを飲み下す態度。
(かんたんじゃないな、)
簡単じゃないな、
(とうのかんじょうは。)
当の感情は。
(ふしぎとめんどうくさくはないな。)
不思議と面倒くさくはないな。
(ぼくのめはつよくうるんでいる。)
僕の目は強く潤んでいる。
(きみのてがとおくをさしひかる。)
君の手が遠くを指し光る。
(ぼくのめはつよくうるんでいる。)
僕の目は強く潤んでいる。