ブービー・プライズー和ぬかー
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歌詞(問題文)
(こごえたあしでさむさをかなでる)
凍えた足で寒さを奏でる
(あなたにあえるならこたつをぬけてもいい)
あなたに会えるなら炬燵を抜けてもいい
(ちょうがさびしそうにすがたをくらます)
蝶が寂しそうに姿をくらます
(あなたはいまごろなにをはなしているんだろう)
あなたは今頃 何を話しているんだろう
(えっとうんまあそうだたとえば)
えっと うん まあ そうだ例えば
(ゆきがふるそらにきれいとか)
雪が降る空に「綺麗」とか
(つんとはなさすおんどにふれた)
ツンと鼻刺す 温度に触れた
(とたんふいにでる)
途端不意に出る
(きっとあなたがいったさむいなってことば)
きっとあなたが言った「寒いな」って言葉
(このふゆはせんじんをきるだろう)
この冬は先陣を切るだろう
(あなたがはいたことばをじゅんにぜんぶたどったって)
あなたが吐いた言葉を順に全部辿ったって
(ぼくのなまえはないとおもうあってもさいごだろう)
僕の名前は無いと思う あっても最後だろう
(そっとはいたいきがこどくをつたえる)
そっと吐いた息が孤独を伝える
(しろさでにごすからよけいにみえるだろう)
白さで濁すから余計に見えるだろう
(えっとうんまあそうだたとえば)
えっと うん まあ そうだ例えば
(りくつなしであなたにふれて)
理屈なしであなたに触れて
(ぎゅっとだきしめなんてうそだよ)
ぎゅっと抱きしめ なんて嘘だよ
(わすれないでいて)
忘れないでいて
(きっとあなたからはぼくがとうめいにうつって)
きっとあなたからは僕が透明に映って
(ひかりをあててもとおりすぎる)
光を当てても通り過ぎる
(あなたがはいたことばしようりれきのなか)
あなたが吐いた言葉 使用履歴の中
(さがしてもみつからないのがなによりのしょうこだろう)
探しても見つからないのが 何よりの証拠だろう
(ぬぐえないさびしさをだれかでうめたいとか)
拭えない寂しさを誰かで埋めたいとか
(ごうまんだってことわかってるだからぼくはただ)
傲慢だってこと分かってる だから僕はただ
(あなたのめにうつっていたいだけ)
あなたの目に映っていたいだけ
(きっとあなたをみてとっさにはなったことば)
きっとあなたを見て咄嗟に放った言葉
(なによりきれいがまずさきだろう)
何より「綺麗」がまず先だろう
(きっとあなたにちゃんとあげられるものは)
きっとあなたにちゃんとあげられるものは
(そばにいてもこどくだけだろう)
そばにいても「孤独」だけだろう
(でもきっとそのこどくはあなたのどんなこどくも)
でもきっとその「孤独」はあなたのどんな「孤独」も
(つつんであたためてゆきとける)
包んで暖めて雪解ける
(というのもとっておきのおもいがつまったもので)
というのもとっておきの想いが詰まったもので
(だれかがあたえるものとはことなるこどくだから)
誰かが与えるものとは 異なる「孤独」だから