羽豆岬

(ばすのまどをあけたとき)

バスの窓を開けたとき

(しおのにおいがしてきた)

潮の匂いがして来た

(もろざきからむかってるなつへのいっぽんみち)

師崎から向かってる 夏への一本道

(つよいひざしにさそわれ)

強い陽射しに誘われ

(ともだちとしゅうごうしたよ)

友達と集合したよ

(のーすりーぶやはんそでで)

ノースリーブや半袖で

(しろいはだをやきたい)

白い肌を灼きたい

(かめらをむけあったり)

カメラを向け合ったり

(へんなぽーずをしたり)

変なポーズをしたり

(じょうだんとわらいごえそのいっしゅんが)

冗談と笑い声 その一瞬が

(かがやいてる)

輝いてる

(はずみさきのてんぼうだい)

羽豆岬の展望台

(うみはおおきくて)

海は大きくて

(わたしたちのみらいみたいどこまでもつづく)

私たちの未来みたい どこまでも続く

(はずみさきのてんぼうだい)

羽豆岬の展望台

(げんきをもらえる)

元気をもらえる

(どんなゆめもここからみつかる)

どんな夢も ここから見つかる

(このうなばらきぼうのふねたちよ)

この海原 希望の船たちよ

(かなしいことやつらいこと)

悲しいことやつらいこと

(そうさだれだってあるよ)

そうさ 誰だってあるよ

(あめのひもくもりのひも)

雨の日も曇りの日も

(あしたにははれるさ)

明日には晴れるさ

(あとからかんがえれば)

後から考えれば

(きっとつまらないこと)

きっとつまらないこと

(けんかしてないたのは)

ケンカして泣いたのは

(そうこころからわらうため)

そう 心から 笑うため

(はずみさきのゆうやけは)

羽豆岬の夕焼けは

(なみだがでるくらい)

涙が出るくらい

(いやなことはすべてわすれうつくしくしずむ)

嫌なことはすべて忘れ 美しく沈む

(はずみさきのゆうやけは)

羽豆岬の夕焼けは

(やさしいせなかさ)

やさしい背中さ

(どんなきょうもりせっとするような)

どんな今日も リセットするような

(すいへいせんみなとにかえるふね)

水平線 港に帰る船

(はずみさきのおもいでは)

羽豆岬の思い出は

(まぶたとじるたび)

瞼 閉じる度

(わたしたちのむねのおくに)

私たちの胸の奥に

(あざやかにうかぶ)

鮮やかに浮かぶ

(はずみさきのおもいでは)

羽豆岬の思い出は

(せいしゅんそのもの)

青春そのもの

(とおいゆめをここからみていた)

遠い夢を ここから見ていた

(みなとをでるゆうきのふねたちよ)

港を出る 勇気の船たちよ