介護福祉士#16 ●記憶のしくみ

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(きおくのしくみ)

●記憶のしくみ

(ものをおぼえることをきめいといい、また、おぼえたことがらをのうないで)

・ものを覚えることを記銘といい、また、覚えた事柄を脳内で

(ほぞんしておくことをほじという)

保存しておくことを保持という

(ほじしているじょうほうをひつようにおうじてとりだす(おもいだす)ことをそうきという)

・保持している情報を必要に応じて取り出す(思い出す)ことを想起という

(きおくのしゅるいとがいよう)

●記憶の種類と概要

(かんかくきおく・たんききおく・ちょうききおく)

○感覚記憶・短期記憶・長期記憶

(かんかくきおくとはかんかくきにはいってくるしげきじょうほうのこと)

・感覚記憶とは感覚器に入ってくる刺激情報のこと

(きおくをほじしているじかんによって、たんききおくとちょうききおくにくべつされており、)

・記憶を保持している時間によって、短期記憶と長期記憶に区別されており、

(たんききおくのほじじかんはすうびょうからすうじゅうびょうとかんがえられている)

短期記憶の保持時間は数秒から数十秒と考えられている

(えぴそーどきおく)

○エピソード記憶

(こじんのけいけんにかんするきおく)

・個人の経験に関する記憶

(いみきおく)

○意味記憶

(じしょやひゃっかじてんなどにきじゅつしてあるようなちしきのきおくのこと)

・辞書や百科事典などに記述してあるような知識の記憶のこと

(てつづききおく)

○手続き記憶

(うんどうやぎのうにかんするきおく。いわゆる「からだでおぼえている」きおくのこと)

・運動や技能に関する記憶。いわゆる「からだで覚えている」記憶のこと

(いちどおぼえてしまえば、てじゅんをげんごかしなくてもおもいだすことができる)

・一度覚えてしまえば、手順を言語化しなくても思い出すことができる

(わーきんぐめもりー(さどう・さぎょうきおく))

○ワーキングメモリー(作動・作業記憶)

(にんちてきなしょりをおこなうためのきおくで、たんききおくのがいねんをはったつさせたもの)

・認知的な処理を行うための記憶で、短期記憶の概念を発達させたもの

(じょうほうをいちじてきにあたまのなかにほぞんし、そのじょうほうをつかってさぎょうするためのきおく)

・情報を一時的に頭の中に保存し、その情報を使って作業するための記憶

(ちんじゅつきおく(せんげんてききおく))

○陳述記憶(宣言的記憶)

など

(ことばでせつめいできるしゅるいのきおく)

・言葉で説明できる種類の記憶

(えぴそーどきおくやいみきおくなどはきおくのないようをことばでせつめいできるので)

・エピソード記憶や意味記憶などは記憶の内容を言葉で説明できるので

(ちんじゅつきおく(せんげんてききおく)である)

陳述記憶(宣言的記憶)である

(ひちんじゅつきおく(ひせんげんてききおく))

○非陳述記憶(非宣言的記憶)

(ことばではせつめいできないしゅるいのきおく)

・言葉では説明できない種類の記憶

(てつづききおくはひちんじゅつきおく(ひせんげんてききおく)である)

・手続き記憶は非陳述記憶(非宣言的記憶)である

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