教室モノクローム

(まだみぬほんとうのじぶんのことが)

まだ見ぬ本当の自分の事が

(じぶんじしんでもわからなくて)

自分自身でもわからなくて

(だれかにてをさしのべてもらって)

誰かに手を差し伸べて貰って

(いたみとはちがったいたみをしる)

傷みとは違った傷みを知る

(ものくろーむのみらいよそうず)

モノクロームの未来予想図

(えのぐをさがしてでもいまは)

絵具を探して… でも今は

(なぜだろうなぜだろう)

何故だろう、何故だろう

(いろづくよゆっくりとはながにじにほこってさくみたいに)

色付くよゆっくりと 花が虹に誇って咲くみたいに

(ほうかごのちゃいむにまじったかぜがふきぬける)

放課後のチャイムに 混じった風が吹き抜ける

(かんじたことないいごこちのよさにまだとまどってるよ)

感じた事無い居心地のよさにまだ戸惑ってるよ

(ねぇこんなそらがたかいとえがおがねかくせない)

ねぇこんな空が高いと笑顔がね…隠せない

(なぜだろだいじょうぶだよってことば)

なぜだろ?「大丈夫だよ」って言葉

(きょうかしょのどこにものってなくてさ)

教科書のどこにも載ってなくてさ

(あのときどうしたらよかったのかゆめをはんぶんこしたいまならわかるよ)

あのときどうしたら良かったのか夢を半分こした今ならわかるよ

(しんじるってことたいせつなものやっとみつけられただからいく)

「信じるってこと」「大切なもの」やっと見つけられた… ダカラ行ク

(ひだまりとぬくもりときびしさもつながりも)

陽だまりと 温もりと厳しさも 繋がりも

(ぜんぶぜんぶくれたばしょをまもるため)

ぜんぶ ぜんぶくれた場所を守る為

(あこがれのせいふくかばんにははやりのきーほるだー)

憧れの制服 鞄には流行りのキーホルダー

(ふつうのおんなのこみたいなじかんをありがとうみんな)

普通の女の子みたいな時間をありがとう…みんな

(ねぇあたしにあってたかな)

ねぇあたし 似合ってたかな

(ともだちをできたかな)

友達を…出来たかな…?

(わらってもいいかなゆるしてもらえるのかな)

笑ってもいいかな許してもらえるのかな

(あたしはあたしのせいいっぱいせいいっぱいこころからこころから)

あたしはあたしのせいいっぱい、せいいっぱい…こころから、こころから…

(あるがままにうたってもいいのかな)

あるがままにうたってもいいのかな…!

(たいようがきょうしつへとさすひかりがまぶしかった)

太陽が教室へとさす光が眩しかった

(ゆきどけのようになぜかなみだがあふれてとまらないよ)

雪解けのように何故か涙が溢れて止まらないよ

(こんなこんなあたたかいんだ)

こんなこんな暖かいんだ…

(あたしのかえるばしょ)

あたしの帰る場所

(あたしのかえるばしょ)

あたしの帰る場所