紺のブレザーと並木道

(さいごのおもいではまぶしいひかりのなかで)

最後の思い出は　眩しい光の中で

(しろいもやにつつまれてみえなかったすがた)

白いモヤに包まれて　見えなかった姿

(となりにいたあなたがとおくかんじて)

隣にいたあなたが遠く感じて

(ふれたいそのかたいゆびさき)

触れたいその固い指先

(あとすこしだけでいいから)

あと少しだけでいいから

(このじかんかんじてたい)

この時間感じてたい

(いまならいえるよすなおになれるよ)

今なら言えるよ　素直になれるよ

(あのひのこえもえがおもまなざしも)

あの日の声も笑顔も眼差しも

(まだきえないようにおもかげさがすよ)

まだ消えないように面影探すよ

(おもいかえせばなみだがでていた)

思い返せば　涙がでていた

(あのひのよるなにをおもったの)

あの日の夜　何を思ったの

(おくってくれためっせーじ)

送ってくれたメッセージ

(ぎんいろにきらめいてみえなかったこころ)

銀色に煌めいて　見えなかった心

(ちかくにいたあなたがとおくかんじて)

近くにいたあなたが遠く感じて

(しりたいほんとうのきもち)

知りたい　本当の気持ち

(いつものようにちゃかすからいまもむねのなか)

いつものように茶化すから　今も胸の中

(「すきなやついるの？おれはいなくはないかな」)

「好きな奴いるの？俺はいなくはないかな」

(あたしのことだったらよかったのにな)

あたしのことだったら良かったのにな

(どうようしてたからいないってこたえたよだいすきなのに)

動揺してたから　いないって答えたよ大好きなのに

(いまならいえるよあなたにめんとむかって)

今なら言えるよ　あなたに面と向かって

(すなおになれるよほんとうのあたし)

素直になれるよ　本当のあたし

(いまならいえるよもうおそいかもだけど)

今なら言えるよ　もう遅いかもだけど

(すなおになれるよたいせつなきもち)

素直になれるよ　大切な気持ち

(ちかくにいたきがしてうしろをみても)

近くにいた気がして　後ろを見ても

(そこにはだれもいなかった)

そこには誰も居なかった

(ほんとうにすきだとやっときづいた)

本当に好きだとやっと気づいた

(さいごのひにやっときづいた)

最後の日にやっと気づいた