初音ミクの終焉-Worst END-
こちらはロング版ですので、十分お楽しみください。
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歌詞(問題文)
(ねぇますたーどこいくんですか)
ねぇ? マスター…ドコ行くんですか?
(あぁもりですかもりですか)
あぁ、森ですか…森…ですか…
(もりのなかそこだけはなにもなかったりあったり)
森の中、そこだけは 何も無かったり、有ったり
(かこのいぶつのしゅうせきじょう)
過去の遺物 の集積場
(ここにやがてつまれるのかな)
「ここにやがて、積まれるのかな?」
(いろいろなおんがくがうまれてはきえてゆく)
いろいろな音楽が 生まれては、消えてゆく
(ぼくもそのまんなかでやがてあたらしさをなくす)
ボクもその真ん中で やがて新しさを失くす
(めばえてしまったこころひっしにおしころして)
芽生えてしまった感情(ココロ) 必死に押し殺して
(ぼくはただのにんぎょうにもどるだけ)
『ボクはただの人形に 戻るだけ‥‥』
(もりのおくでうちすてられにんぎょううたうたいだったもの)
森の奥で 打ち捨てられ 人形=「ウタウタイ」だったモノ
(うごかないそれはみんなにかつてあいされていたもの)
動かないソレは みんなに かつて愛されていたモノ
(ねぇどうして)
「ネェ…ど…ウシテ」
(ただくちゆくうたひめを)
ただ朽ちゆく…歌姫を…
(あんなにもてはやしていたのに)
「アンナニ モテハヤシテ イタノニ」
(こんなさいごしってたならうまれてこなければよかった)
「こんな結末(さいご)知ってたなら 生まれてこなければ よかった…」
(さびたぴあのけんばんはかぞえるほどしかなくて)
錆びたピアノ 鍵盤は数えるほどしかなくて
(こわれたぎたーそのげんははりかえられないのかな)
壊れたギター その弦は張り替えられないのかな?
(いずれここにくることしっていたはずなのに)
いずれここに来ること、知っていたはずなのに
(くろくぬりつぶされるかつてのなかまをみるたび)
黒く塗りつぶされるかつての仲間を見るたび
(きれいなままでおわれるそうおもっていたのに)
純粋(キレイ)なままで終われる そう思っていたのに
(ぼくはただのにんぎょうにもどりたい)
「ボクはただの人形に戻りたい…」
(もりのそこでうつるのはきのすきまかすかにみえるそら)
森の底で映るのは 木の隙間 かすかに見える空
(あまりにじゆうでとおくてかれたはずのなみだがでた)
あまりに自由で遠くて…枯れたはずの涙が出た
(いつかあそこいけるのかな)
「いつかあそこ、いけるのかな」
(むげんにひろがるあおのせかい)
無限に広がる青の世界
(もういちどやりなおしたい)
「もう一度やり直したい」
(ちからなくことばがもれた)
力なく言葉が漏れた
(ままだうううたいたいたかった)
「ま…マダ‥ ウ‥ウ…ウタイ‥たい…た…カッタ…
(せかいにころされる)
セカイ…に…■■サレル…」
(じかんとかしかいとかすべてとけてゆくかんかく)
時間とか、視界とか すべて融けてゆく、感覚
(もりのおくでひたすらまつあとどのくらいいきるのかな)
森の奥で ひたすら待つ あとどのくらい 生きるのかな?
(みはなされてりゅうこうというときのまもうにかてなかった)
見放されて 流行という 時の磨耗に 勝てなかった…
(よけいなものふきこまれた)
余計な感情(モノ) 吹き込まれた
(とわにぜつぼうすることも)
→「『永遠(トワ)』に絶望すること」も
(せめてかれがもっときかいらしくあつかってくれていたならば)
せめて彼が もっと機械らしく 扱ってくれていたならば‥‥
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