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歌詞(問題文)
(ささくれたことばいつだって)
ささくれた言葉いつだって
(こはくになったひびをほりおこす)
琥珀になった日々を掘り起こす
(いじをはってつかみそこねたうで)
意地を張ってつかみ損ねた腕
(わかれはただいっしゅんだけ)
別れはただ一瞬だけ
(おしころしたさいぎしんってやつは)
押し殺した猜疑心ってやつは
(みずもひかりもなくひとりでにそだつ)
水も光もなくひとりでに育つ
(ほんねとたてまえのぎてんしんぎを)
本音と建て前の儀典審議を
(やみのなかくりかえしおもいだす)
闇の中繰り返し思い出す
(こうかいをふうかさせてしまわないように)
後悔を風化させてしまわないように
(いつかのひびのよこがおがいまだにうしろがみをひく)
いつかのひびの横顔がいまだに後ろ髪を引く
(じぶんですてたくせしてさぁ)
自分で捨てた癖してさぁ
(きょむにまみれたかげぼうしいつまでぼくにつきまとう)
虚無に塗れた影法師いつまで僕に付き纏う
(ただねむるようにしねたなら)
ただ眠るように死ねたなら
(ちゃくしんか?げんちょうか。しょうしんぎみのみにはちょっときついね)
着信か?幻聴か。傷心気味の身にはちょっときついね
(おくっていくとなんどいっただろう)
送っていくと何度言っただろう
(うしろすがたをなんどながめたんだろう)
後姿を何度眺めたんだろう
(こころのありかたをしろうともせず)
心の在り方を知ろうともせず
(ばらまいたいんさんなえごいずむしゅうちゃくしん)
ばらまいた陰惨なエゴイズム執着心
(だだをこねるこどものように)
駄々をこねる子供のように
(もとめるほどにとおざかるそのたびいつもみうしなう)
求めるほどに遠ざかるそのたびいつも見失う
(ちりばめられためじるしを)
散りばめられた目印を
(ぼくによくにたくろいかげじこあいというなのかいぶつ)
僕によく似た黒い影自己愛という名の怪物
(ただおしつけたりそうぞう)
ただ押し付けた理想像
(わがままにぜんきんせんいっぽうつうこうぎみのしっしょうえれじー)
わがままに漸近線一方通行気味の失笑エレジー
(どろどろにとけたあついなまりのように)
ドロドロに溶けた熱い鉛のように
(ひりつくちょうしょう)
ひりつく嘲笑
(できもののうちがわにかかえたじこけんお)
できものの内側に抱えた自己嫌悪
(あいはんするしょうどう)
相反する衝動
(ちらかされてるてーぶるほうりだした)
散らかされてるテーブル放り出した
(しゃしんのなかのかこににがわらい)
写真の中の過去に苦笑い
(ここでいいよとそっけないいつもどおりのわかれぎわ)
ここでいいよと素っ気ないいつも通りの別れ際
(むきになってふいによびとめた)
むきになって不意に呼び止めた
(ことばはあとにつづかないきびすかえしてうなだれて)
言葉は後に続かない踵返してうなだれて
(ろうばいゆううつぜんぶけちらした)
狼狽憂鬱全部蹴散らした
(くらくしょんにふりかえる)
クラクションに振り返る
(やけにきれいなゆうぐれをひきさいてゆくきみのこえ)
やけにきれいな夕暮れを引き裂いてゆく君の声
(こまくのうらにはりついて)
鼓膜の裏に張り付いて
(はなたばのないびょうしつでなみだのなかさいごみた)
花束のない病室で涙の中最後見た
(あのほほえみがはなれない)
あの微笑みが離れない
(いつかのきみのよこがおはそれでもうしろがみをひく)
いつかの君の横顔はそれでも後ろ髪を引く
(てをにぎることはにどとない)
手を握ることは二度とない
(あけることないくらやみでさめないゆめをみつづける)
明けることない暗闇で醒めない夢を見続ける
(きみのとなりもどりたいよ)
君の隣戻りたいよ
(おわかれだじゃあばいばいひつぎはそっととじてくれ)
お別れだじゃあばいばい棺はそっと閉じてくれ