デッドエンド/SEKAI NO OWARI

(くたくたのあしをなんとかひきずって)

クタクタの足を何とか引きずって

(あらわれたのはいきどまりだった)

現れたのは行き止まりだった

(がむしゃらにはしってきたみちをふりかえる)

がむしゃらに走ってきた道を振り返る

(ひきかえそうぼくがまちがえたばしょまで)

引き返そう 僕が間違えた場所まで

(ぎゃくむきにかけめぐっていく)

逆向きに駆け巡っていく

(ぼくがかつてみたけしき)

僕がかつて見た景色

(よぞらにはなびらがまうようなであいも)

夜空に花びらが舞うような出逢いも

(まひるのつきみたいに)

真昼の月みたいに

(いばしょをなくしたときも)

居場所を無くした時も

(うつむいてみおとしてたものはこんなきれいだった)

俯いて見落としてたものはこんな綺麗だった

(めがくらむたいようにむかって)

目が眩む太陽に向かって

(はしりつづけてきたつもりだった)

走り続けてきたつもりだった

(つよいひかりにつつまれるようにろとうにまよった)

強い光に包まれるように路頭に迷った

(たいようとのきょりはちかづかないまま)

太陽との距離は近付かないまま

(ぎゃくむきにかけめぐっていく)

逆向きに駆け巡っていく

(ぼくのかつてのおもいで)

僕のかつての想い出

(ぎゃっこうでみえなかったものがてらしだされていく)

逆光で見えなかったものが照らし出されていく

(せんこうねんさきのこいがおわりをつげるように)

千光年先の恋が 終わりを告げるように

(めがくらんでみおとしてたものはこんなきれいだった)

目が眩んで見落としてたものはこんな綺麗だった

(いくせんのひをもどってきた)

幾千の日を戻ってきた

(ぼくがみおとしたけしき)

僕が見落とした景色

(やっぱりひきかえそうあれはいきどまり)

やっぱり引き返そう あれは行き止まり

(じゃなくてきっと)

じゃなくてきっと

(ぎゃくむきにかけめぐっていく)

逆向きに駆け巡っていく

(ぼくがかつてみたけしき)

僕がかつて見た景色

(よぞらにはなびらがまうようなであいも)

夜空に花びらが舞うような出逢いも

(まひるのつきみたいに)

真昼の月みたいに

(いばしょをなくしたときも)

居場所を無くした時も

(ぼくのじんせいはなにもかもがすばらしかった)

僕の人生は何もかもが素晴らしかった

(たどりついたあのひぼくがたちどまった)

辿り着いた あの日僕が立ち止まった

(かべにみみをあててめをとじてみた)

壁に耳をあてて目を閉じてみた

(やっぱりきこえる これからであうおもいでのおとが)

やっぱり聴こえる これから出逢う想い出の音が

(さてどうやってそっちにいこうか)

さてどうやってそっちに行こうか