雨

(ふらっしゅばっくあたまのなかに)

フラッシュバック頭の中に

(こびりついてはなれてくれない)

こびりついて離れてくれない

(なにもみえないんだずっと)

何も見えないんだずっと

(みみをふさいでもきこえる)

耳をふさいでも聞こえる

(きみの「ずっといっしょ」)

きみの「ずっと一緒」

(さいごまでわらってた)

最後まで笑ってた

(きっとさいしょからわかってた？)

きっと最初からわかってた？

(いまはきみがいないひろいへやで)

今は君が居ない広い部屋で

(きみにつけるはずだったゆびわながめてる)

きみにつけるはずだった指輪眺めてる

(「さよなら」せなかできいたこえ)

「さよなら」背中で聞いた声

(あのとききみを)

あの時きみを

(そそいだあいがあふれてぼくは)

注いだ愛が溢れて僕は

(きみがみえなくなっていたんだな)

きみが見えなくなっていたんだな

(かさねたあいもそのぬくもりも)

重ねた愛もその温もりも

(きみはわすれてしあわせになってね)

君は忘れて幸せになってね

(ふらっしゅばっくこころはつねに)

フラッシュバック心は常に

(あなたからはなれてくれない)

あなたから離れてくれない

(なにをしてたってずっと)

何をしてたってずっと

(みみをふさいでもきこえる)

耳をふさいでも聞こえる

(「もどれないきっと」)

「戻れないきっと」

(あいじょうにすがってた)

愛情に縋ってた

(わかりあいたいとおもってた)

分かり合いたいと思ってた

(いまはよくしらないひとのへやで)

今はよく知らない人の部屋で

(あなたがすきだったえいがをながめてる)

あなたが好きだった映画を眺めてる

(「さよなら」あたしがつげたのに)

「さよなら」あたしが告げたのに

(いまさらだよねわかってるよ)

今更だよね　わかってるよ

(むすんだいとがとけてぼくら)

結んだ糸が解けて僕ら

(いまがみえなくなっていたんだな)

今が見えなくなっていたんだな

(かさねたあいもそのぬくもりも)

重ねた愛もその温もりも

(いつかふたりはわすれていくんだね)

いつか二人は忘れて行くんだね

(はなれたいまがただしいって)

離れた今が正しいって

(おもえるまではすこしかかりそうだよ)

思えるまでは少しかかりそうだよ

(それでもいまは)

それでも今は

(あふれたあいをまたすくいあげて)

溢れた愛をまた掬い上げて

(ほどけたいとをむすびなおせたら)

解けた糸を結びなおせたら

(あらそうよるもゆるしあうあさも)

争う夜も許しあう朝も

(きみをおもってすなおにあいせたかな)

きみを思って素直に愛せたかな

(なぜかなみだがあふれてぼくは)

なぜか涙が溢れて僕は

(きみがみえなくなってしまったな)

君がみえなくなってしまったな

(かさねたあいをあのぬくもりを)

重ねた愛をあの温もりを

(きみもわすれてしあわせになってね)

君も忘れて幸せになってね