片割れ星

(おれがおれじゃないみたいだ)

俺が俺じゃないみたいだ

(からだはんぶんがとおくたびにでてしまったようだ)

カラダ半分が遠く旅に出てしまったようだ

(きみがいまここにいない)

君が今ここにいない

(すくらんぶるふりだすあめ)

スクランブル降り出す雨

(きみがないてるきがした)

君が泣いてる気がした

(しんごうのてんめついそいだ)

信号の点滅急いだ

(そこにきみがいそうで)

そこに君がいそうで

(あいまいないろをしたみらいでもみたい)

曖昧な色をした未来でも見たい

(そばにわらうきみがいるなら)

そばに笑う君がいるなら

(あいたくてかぜをだきしめた)

会いたくて風を抱きしめた

(てのすきまふきぬけた)

手の隙間吹き抜けた

(せつなさうめるのはそうだよ)

せつなさ埋めるのはそうだよ

(きみだけ)

君だけ

(なんでだよ)

なんでだよ

(まちかどできみを)

街角で君を

(ゆめのなかでもきみを)

夢の中でも君を

(またさがしてしまうさまよう)

また捜してしまう彷徨う

(かたわれぼし)

片割れ星

(でんせんがからまるそらへ)

電線が絡まる空へ

(こころときほぐしてみた)

心解きほぐしてみた

(はてなんてみつからないよ)

果てなんて見つからないよ

(きみをおもうきもちに)

君を想う気持ちに

(にだんとばしえきのかいだんのぼりきればみえるのか)

二段飛ばし駅の階段昇りきれば見えるのか?

(いままでとちがうせかいか)

今までと違う世界か

(かわらないげんじつか)

変わらない現実か

(そんざいにきづいたあのひからむねに)

存在に気付いたあの日から胸に

(きみのいばしょふえつづけてる)

君の居場所増え続けてる

(あいたくてよぞらみつめてる)

会いたくて夜空見つめてる

(このまちのかたすみで)

この街の片隅で

(おなじきもちでいるならはしってくよ)

同じ気持ちでいるなら走ってくよ

(もうにどと)

もう二度と

(そしてはなさない)

そして離さない

(ちゃんとあってつたえたい)

ちゃんと会って伝えたい

(きみをだきしめたらふたりでひとつのほし)

君を抱きしめたら二人で一つの星

(あいたくてかぜをだきしめた)

会いたくて風を抱きしめた

(てのすきまふきぬけた)

手の隙間吹き抜けた

(せつなさうめるのはそうだよ)

せつなさ埋めるのはそうだよ

(きみだけ)

君だけ

(もうにどと)

もう二度と

(そしてはなさない)

そして離さない

(ちゃんとあってつたえたい)

ちゃんと会って伝えたい

(きみをだきしめたら)

君を抱きしめたら

(かがやくひとつのほし)

輝く一つの星