Make noise

(くらやみのどーべるまんがきばをむくように)

暗闇のドーベルマンが牙を剥くように

(ふいにあらわれたおとこ　いかくしていた)

不意に現れた男　威嚇していた

(あいされたきおくがない　ひとりでいきてきた)

愛された記憶がない　一人で生きて来た

(うたがうことだけおぼえてくらいまなざしで)

疑うことだけ覚えて暗い眼差しで

(やさしくされてもどうすればいいのか)

やさしくされてもどうすればいいのか

(にらみつけるしかなかった)

睨みつけるしかなかった

(どういうかおでなけばいいの)

どういう顔で泣けばいいの

(だれかのことをまってたのよ)

誰かのことを待ってたのよ

(おしえてもらえなかった)

教えてもらえなかった

(そんなあまえかた)

そんな甘え方

(しんじることがこわかったの)

信じることが怖かったの

(くさりにつながれてしまう)

鎖に繋がれてしまう

(どこへもいけなくなってかいならされていた)

どこへも行けなくなって飼い慣らされていた

(あおいつきみあげているといきがくるしくなる)

青い月見上げていると息が苦しくなる

(うつくしいものはすべててがとどかない)

美しいものはすべて手が届かない

(ゆめなんかはかないもの)

夢なんか儚いもの

(そのままきえていく)

そのまま消えて行く

(はじめからみてないほうがもっとらくだろう)

初めから見てない方がもっと楽だろう

(せかいのすべてをあきらめたときから)

世界のすべてを諦めたときから

(わたしはつよくなれたよ)

私は強くなれたよ

(どういうこえもきにならない)

どういう声も気にならない

(あいするひとはここにこない)

愛する人はここに来ない

(だれにもたよらないよとつよがらせてほしい)

誰にも頼らないよと強がらせてほしい

(おくばかみしめがまんしても)

奥歯噛み締め我慢しても

(なみだがかってにあふれる)

涙が勝手に溢れる

(ここではないどこかへといつかはでていこう)

ここではないどこかへといつかは出て行こう

(どういうかおでなけばいいの)

どういう顔で泣けばいいの

(だれかのことをまってたのよ)

誰かのことを待ってたのよ

(おしえてもらえなかった)

教えてもらえなかった

(そんなあまえかた)

そんな甘え方

(しんじることがこわかったの)

信じることが怖かったの

(くさりにつながれてしまう)

鎖に繋がれてしまう

(どこへもいけなくなってかいならされていた)

どこへも行けなくなって飼い慣らされていた