ホシクズ戦争と世界征服

(きぼうにすがったひとびとはゆめがさめぬようにあくをうんだ)

希望に縋った人々は夢が醒めぬように悪を生んだ

(まちがいはないですかこれがせいかいですか)

間違いはないですか これが正解ですか

(そしてきみはもうずいぶんとへいわがおとずれたまちのなかで)

そしてキミはもう随分と平和が訪れた街の中で

(せんりつをつらねてただぼくをわすれたんだろう)

旋律を連ねて ただボクを忘れたんだろう

(きずができてもみないふりきずをつけただれかのせい)

傷が出来ても見ないフリ 傷を付けた誰かの所為

(あかあおすとろぼのあめめをそらして)

赤 青 ストロボの雨 目を逸らして

(だいじなものえるためなにかをてばなした)

大事なモノ得るため 何かを手離した

(それがぼくだってことだろう？)

それがボクだって事だろう？

(しかたないことをそれでおわれたのなら)

仕方ない事をそれで終われたのなら

(こんなにもつらくなかったのに)

こんなにも辛くなかったのに

(なにかにきたいしていたけれどきみほどのせかいはないから)

何かに期待していたけれど キミほどの世界はないから

(あたえられたぎせいにぼくはしたがうしかないんだ)

与えられた犠牲にボクは従うしかないんだ

(たいようのようにてらせやしないつきのようにかがやけもしない)

太陽のように照らせやしない 月のように輝けもしない

(ほしくずのひとつくらいはなくてもだれもきづきやしない)

星くずの一つくらいはなくても 誰も気づきやしない

(すがたをかえたままでうらむのももうつかれた)

姿を変えたままで 恨むのももう疲れた

(ねえぼくをころさないでてをのばした)

ねえ ボクを殺さないで 手を伸ばした

(だいじなものまもるためじぶんをてばなした)

大事なモノ守るため 自分を手放した

(それがあくだっていうんだろう？)

それが悪だって言うんだろう？

(くるしみのよるにとけたあのひのきおくは)

苦しみの夜に溶けたあの日の記憶は

(ものがたりにはならなかったのに)

物語にはならなかったのに

(ゆめをみたまちのぞんでいたよる)

夢を見た 待ち望んでいた夜

(きみがわるくないことはしっていたんだ)

キミが悪くないことは知っていたんだ

(うらやむことくらいじゆうだろ)

羨むことくらい自由だろ

(いみきらわれたぼくはきみをかたどった)

忌み嫌われたボクはキミを象った

(だいじなものえるためなにかをてばなした)

大事なモノ得るため 何かを手離した

(それがぼくだってことだろう？)

それがボクだって事だろう？

(しかたないことをそれでおわれたのなら)

仕方ない事をそれで終われたのなら

(こんなにもつらくなかったのに)

こんなにも辛くなかったのに

(だいじなものまもるためじぶんをてばなした)

大事なモノ守るため 自分を手放した

(それがあくだっていうんだろう？もういいよ)

それが悪だって言うんだろう？ もういいよ

(りふじんだらけのこんなくだらないせかいだって)

理不尽だらけのこんなくだらない世界だって

(ほんとうはずっとすきだったんだ)

本当はずっと好きだったんだ

(きずつけたくなんてなかったのに)

傷つけたくなんてなかったのに

(またきみにあえてうれしかったんだ)

またキミに会えて嬉しかったんだ