アコガレ望遠鏡

(ひとりぼっちにはなれてんだ)

ひとりぼっちには慣れてんだ

(きらくだからすきなんだ)

気楽だから好きなんだ

(じゆうとこどくにあこがれぼうえんきょうがともだちさ)

ジユウとコドクに憧れ　望遠鏡がトモダチさ

(さびしくなんかないねなさけなくなんかないね)

寂しくなんかないね　情けなくなんかないね

(ひとりあおぐあおぞらかしきりのびーちみたいだ)

ひとり仰ぐ青空　貸し切りのビーチみたいだ

(にぎやかなはなしごえがぼくをはりねずみにした)

賑やかな話し声が　僕をハリネズミにした

(きみらとまぎゃくにいきたれきしのいじんにぶらぼー)

キミらと真逆に生きた歴史の偉人にブラボー

(だけどもしもわのなかにいれてくれたら)

だけどもしも輪の中に入れてくれたら

(みたいにおもうとぎゅっといたむんだ)

みたいに思うとギュッと痛むんだ

(ささやくてんしとあくまがぼくにあたえただいみっしょん)

囁く天使と悪魔が　僕に与えた大ミッション

(さりげなくまざってきなよ)

さりげなく混ざって来なよ

(いきなりなんてできない)

イキナリなんて出来ない

(ぼうえんきょうでみてきたほしぞらよりもとおいんだ)

望遠鏡で見てきた星空よりも遠いんだ

(ぼくもそのうたすきだよ)

僕もその歌好きだよ

(そのひとことがいえない)

そのヒトコトが言えない

(すこーぷできみらをのぞいてはみないふり)

スコープでキミらを覗いては見ないフリ

(あしたはあめでもいいや)

明日は雨でもいいや

(よみかけのむーびーぷろぐらむ)

読みかけのムービープログラム

(すたーのかおまねした)

スターの顔真似した

(あこがれるだけならめいわくにならないじゃん)

憧れるだけなら　迷惑にならないじゃん

(だれもきずつけたくない)

誰も傷つけたくない

(そんなぼくをいいやつかもしれないときづいて)

そんな僕を　イイ奴かもしれない　と気付いて

(へっどふぉんのなかへにげたっておうえんかであふれてんだ)

ヘッドフォンの中へ逃げたって　応援歌で溢れてんだ

(ふみだしたらかわれるよそれがむずかしくて)

踏み出したら変われるよ　それが難しくて

(しょうきょくてきなおーらっていつのまにやらでてそうだ)

消極的なオーラって　いつの間にやら出てそうだ

(きみもここではなそうよなんてさそってください)

君もココで話そうよ　なんて誘って下さい

(すこーぷでみあげたよぞらはほしたちがよりそいあって)

スコープで見上げた夜空は　星たちが寄り添い合って

(なかよくつながってみえるほんとうははてしなくとおいのに)

仲良く繋がって見える　本当は果てしなく遠いのに

(ささやくてんしとあくまがぼくにあたえただいみっしょん)

囁く天使と悪魔が　僕に与えた大ミッション

(いちかばちかいってやるさかくごはきめたんだ)

イチかバチか　いってやるさ　覚悟は決めたんだ

(おはようひとついうのにこどうがなっちゃってたけど)

オハヨウひとつ言うのに　鼓動が鳴っちゃってたけど

(おはよーきょうはいいてんきだねぇ)

おはよー今日はいい天気だねぇ

(なんてえがおでいわれた)

なんて笑顔で言われた

(ぼうえんきょうがなくてもてとてがとどくきょり)

望遠鏡が無くても　手と手が届く距離

(あしたはあめでもいいや)

明日は雨でもいいや

(しょうじきにいっちゃいなよ)

正直に言っちゃいなヨ

(あしたもはれるといいなぁ)

明日も晴れるといいなぁ

(いえるといいなぁ)

言えるといいなぁ

(ひとりぼっちにはなれてんだきらくですきだったけど)

ひとりぼっちには慣れてんだ　気楽で好きだったけど

(こどくをあいするじんせいはぼくにはまだはやいや)

コドクを愛する人生は　僕にはまだ早いや